
東京ラブストーリー2020、ご覧になった方も多いはず。
思春期に元祖版を見た世代としては、懐かしさを感じるとともにどのような時代変化があったか気になることろだ。
リカとカンチをめぐる物語の展開は元祖を基本としながら、恋人たちはスマホでやりとりをしながら、LINEに一喜一憂する。恋愛の手段に変化がありながら、舞台がオフィスであるというのはやはり30年以上経過しても不変不動。
しかし、新型コロナによって、恋愛のあり方も大きく変わってきそうだ。
そう、在宅勤務である。
現在は、非常事態宣言が発令されたように、非常時であるため多くの会社が在宅勤務を導入しているが、収束後にどうなるかが気になるところ。
考え方が古いいオールドカンパニーは、普通に何事もなかったかのように以前の形態に戻ろうと考えているかもしれないが、そうはならないだろう。世界は新しい時代に突入したのであり、このような働き方改革もアフターコロナのニューノーマルとなるであろう。
時代に敏感な企業は、コロナ禍をきっかけに将来も在宅勤務を基本にすると発表しており、都心に構えたオフィスを解約するケースも出てきている。
あの世界のトヨタも、今まで「現地・現物」にこだわってきたが、これからはそうではないと言い出している。
人も企業も、考え・価値観が変われば、行動が変わり、仕組みが変わる。その変化に対応できなければ、たちまち時代遅れの化石と化してしまうであろう。
今後、投資先や就職先を探す際は、これからの対応をよく見ておくことをお勧めしたい。
変わらない企業はもちろん論外だが、変化のスピードが遅い企業も要注意だ。他社に追随するだけの風見鶏的な対応では、根本的な変化は期待できない。外面だけ変えても内面が変わらなければ全く意味がない。
さて、あなたの会社はどうなるだろうか?
しっかりと、見極めたほうが良いと思う。
こりゃダメだと感じたら、躊躇なく変わる勇気を持ちたい。それほど、これからの変化は激しいものとなり、企業間格差も大きくなる。
どうなるだろうか??
さて、テレワークが基本となると、冒頭の東京ラブストーリーの恋愛模様はどうなるだろうか?
オンライン飲み会がデートの手段となるのだろうか。
アバター同士で仮想空間をデートするようになるのだろうか?
デジタルトランスフォーメーションが、恋愛様式をも変革していくのかもしれない。
おじさんには、想像もつかない世界だが…。
