全国の緊急事態宣言が解除され、6月以降、企業の勤務形態がどうなっていくのかに注目している。
何事もなかったかのごとく、以前の勤務形態に戻すという愚だけは、断じて避けたいところだ。
会社に行くことが仕事という前近代的な考えは、もうやめにしよう。
日本企業の相も変らぬ生産性の低さは、この古い固定観念のせいでもある。
朝早く会社に来て、夜遅くまで残業することが評価されるのは、完全にオワコンだ。
今回のコロナ禍で、強制的に在宅勤務が浸透したおかげで、この点が浮き彫りになった。
ただ会社に来ていただけの人は、在宅になると何もやることがないのだ。
いや、やることがないのは会社にいても同じだろうが、要はアウトプットが何も出せないのだ。
これは、役職のある偉い方ほど顕著であろう。
会議で適当に指示をするだけで、何も考えず、手も動かさず。
夜には、取引先のこれまた同じ境遇の人と、生産性のまるでない飲み会の日々。
これを仕事と履き違えていた方たちは、昼も夜も何もやることがなくなる。
また、ITに疎いため、オンライン系は対応できないときている。
絶望的だ。
オワコン世代の陰謀
このような偉い方たちは、一刻も早く在宅勤務などやめてしまいたいに違いない。
自分たちの、存在意義がなくなり、存亡の危機なのだから当然だ。
そうなると、方針を決めるのが残念ながらこの方たちなので、在宅を完全否定して、元の形態に速攻戻すという動きに出ることが予想される。
これは、日本国にとっても、働く人にとっても悲劇になるわけだが、多くのオールドカンパニーは、残念ながらこの道をたどるのであろう。
結果、今まで通り生産性が上がらず、日本国のGDPが上がらず(人口減少のためむしろ下がる)、働く人の意欲も上がらず、若い人から辞めていき、就職先としては見向きもされない会社へと衰退していくのだろう。
サラリーマンの悲劇
生産性もさることながら、働く人のモチベーションが最も心配だ。
在宅になって良かったこと、それは、クソ上司と顔を合わせることがなくなったことでなないだろうか。
会社で何が嫌かって、それは古今東西、今も昔もこれからも、恒久的にムカつく嫌な上司の存在であろう。
人間的にいかにクソな存在でも、会社内では上下関係が絶対なので、嫌でも従わざるを得ない。
こんな屈辱はないわけで、このせいで、メンタルがおかしくなってしまうことも少なくない。
最悪な場合、自殺に追いやられることもあるのだ。
ここで注目すべき統計がある。
4月の自殺者が、1,455人と前年同期比で19.8%減少も減少したというのだ。
新型コロナウイルスによる経済難で、自殺者が大量に増えるのではと恐れられていたのが、むしろ減少したのはどういう訳であろうか。
在宅勤務になったおかげで、精神が安らかになった、ということ以外考えられないではないか。
もし、これが6月以降、また通常出社に戻ってしまえば、どうなるだろうか?
もう心配で不安しかない。
ここはムーブメントを起こすしかない。
悲劇を起こさないためにも、そんな会社には「NO」を突き付けよう。
この夏の空調
さて、前置きが長くなってしまった。
在宅勤務がこのまま続くと、気になるのが夏の暑さ対策だ。
我が家では、空き部屋を仕事部屋にしているので、そもそもエアコンがない状態。
そろそろ暑さを感じるし、いずれ行き詰まる。
でも、狭い部屋にエアコンは、冷えすぎるし、風を感じるし、しんどい面もある。
そんな中で、注目されるのが、「F-CON」だ。
ウイルス対策にも期待
昨日のWBS(ワールドビジネスサテライト)をご覧になられた方は、ピンときたかもしれない。
F-CONは、無風の冷暖房なので、コロナウイルスの感染を防ぐ夏向けの注目製品として取り上げられていたのだ。
詳しくは、ホームページをご覧いただきたいのだが、F-CONとは、遠赤外線の「輻射・放射」を最大限に活用した冷暖システムで、無風かつ無音なのが特徴。
エアコンに当たりすぎると体がだるくなるが、無風なのでそんなことは無縁。
ストレスを感じることがなく、リラックス感・集中力のアップにも繋がるという、まさに在宅勤務にうってつけだ。
私も、前職時代に、体感したことがあるので、断言できる。
当時は、光冷暖というネーミングだったが、まるで森林浴をしているかのような快適さであった。
興味のある方は、チェックしてみて↓。