本日の日本市場は、ウクライナ情勢を受けて続落。
どこまで下げんねんと、嘆きたくなる相場が続いています。
マザーズは、それほどの下げではなかったのですが、ポートフォリオが壊滅状態。
エアトリが、二日続けて300円弱の下げとなり、これだけで150万円程のマイナスに陥っています。
なにゆえに、これほど下げるのか、全く分かりません。
旅行関連株は、総じて軟調ではあるものの、エアトリの下げが突出しています。
流石に、ここまでの下げは許容できるものではなく、怒り心頭モードです。
ということで、怒り面となり、やけくそ買いをしてしまいました。
ここまでやられ放題では、黙っていられませんよ。
誰やねん売ってるのは、全く。
さて、このように不安定な相場が続いていますが、そろそろ底打ちではないかと感じています。
プーチンは、ウクライナ東部へ進撃し、ついに一線を超えたわけですが、これで手打ちになるのはないでしょうか。
ここまで来ますと、関係する全ての国々が納得する解決方法は存在しません。
プーチンも、振り上げた拳を、どこかで下ろさないと収まりませんので、この辺りが落とし所ではないかと。
もちろん、一方的な侵略は許されるものではありません。
しかし、ことここに至っては、もうどうしようもないのが実情でしょう。
上策は、このような切羽詰まった事態に陥る前に、外交的手段により解決することなのですが、バイデンにそれができなかった以上、もうそれは求めようがありません。
ウクライナにしてみたら、たまったものではないとは思いますが、対抗策がない以上は、どうすることもできないでしょう。
また、ロシアがここまで強気になれるのは、欧州、特にドイツのエネルギー政策の失敗が背景にあります。
ドイツは、脱原発という理想論に走ってしまった結果、深刻なエネルギー不足に陥り、ロシアの天然ガスがないと国が維持できないところまで逝ってしまいました。
大東亜戦争が、日本にとっては、エネルギー安全保障上の戦いであったように、これからの戦争は、エネルギー戦争に他なりません。
ここまで、ロシアが侵攻圧力を加え続けた結果、原油や天然ガス価格が暴騰しましたので、ロシアとしては、これだけで万々歳なわけです。
半ば目的は達しましたので、ロシアとしても、これ以上の侵略はかえって自国に不利な状況に陥りかねないため、ここで収めるのが得策と判断することになるでしょう。
ということで、これで、株価は底を打つと見ています。
まあ、国際政治は複雑怪奇ですので、何が起こるか分かりませんがね。