本日の日本市場は、大方の予想通り、大きく下落しました。
日経平均株価もそうですが、マザーズの下げが相変わらずきついです。
もう最近では、平気で4%以上、下げますからね。
4%って、日経平均で言うと1,000円以上の暴落ですから、その激しさのほどが分かると思います。
しかし、慣れとは恐ろしいもので、何度も同じ経験をしていると、不感症になってきます。
まさに、茹でガエル状態ですので、好ましい状態ではありませんが、劣悪な精神状態から身を守るには、やむを得ないところはあります。
さて、本日はポートフォリオも全面安ということで、仕方なしと割り切るしかありませんが、注目の決算発表がありましたので、そちらの方が個人的には関心度が高かったです。
まずは、「エアトリ」です。
こちらは、PCR検査事業が好調なことや、旅行事業も回復傾向にあり、22年9月期第1四半期(10-12月)の連結最終利益は、前年同期比66.0%増の7.1億円に拡大しました。
もうこの四半期で、通期の利益計画7億円を超えてしまうという、超絶な結果でありました。
上方修正は出されませんでしたが、これも時間の問題でしょう。
次に「エクサウィザーズ」です。
こちらは、22年3月期第3四半期累計(4-12月)の連結経常損益が、3.5億円の赤字となったものの、通期計画は据え置き。
四半期での営業黒字化まではあと一歩でしたが、売上は倍増しており、概ね計画通りに進捗しているようです。
明日の株価がどうなるかは予断を許しませんが、中期的に見れば、全く問題ないと言えるでしょう。
最後は、「ダイレクトマーケティングミックス」です。
こちらは、21年12月期の連結最終利益は前期比32.7%増の32.1億円に拡大。
22年12月期も、前期比6.6%増の34.3億円に伸びを見込み、5期連続で過去最高益を更新する見込みです。
利益の伸びが鈍化しているのは気になるところですが、前期の伸びが大きかったことを考慮すると、こちらも順調に推移していることが分かります。
まずは、問題ないでしょう。
このように、主力3銘柄ともに、決算の内容は良いものでしたので、まずは安堵しているところです。
しかしながら、これが株価にそのまま反映されるかどうかは分かりませんので、気が抜けないところではありますが、大きく崩れることはないでしょう。
それもこれも、本日のNY市場がどうなるかの影響が大きくなるますので、こちらを注視していきたいと思います!