本日のマーケットは、前日のNY市場の長期金利上昇に伴う下落の影響を受け、日経平均株価は終始弱含み、終値は253円の下落となった。
スエズ運河の大渋滞は解消されたようだが、まだ様々なリスク要因があり、予断を許さない展開が今後も続きそうだ。
大きなところで言うと、半導体不足による自動車を中心とした生産減は、日本経済にとっては重しとなりそうだ。
ルネサス一社の問題が、ここまで大きな影響をもたらしてしまうのかと不安になるが、こういったリスクは、おそらく他の様々なところに潜んでいるのだろう。
リスクテイクをするということは、余分なコストを負担するということにもなるので、ギリギリのところで企業経営している大多数の企業としては、そんなことをしている余裕はない。
うまくいっている平時であれば全く問題ないのだが、いざこのように事態に陥ると、脆さを露呈することになる。
一刻も早いリカバリーを期待したいところだ。
あと他に気になるところといえば、やはり、「アルケゴスショック」だろうか。
野村証券やクレディスイスが巨額損失を被っているようで、この問題が、一過性のものなのか、他にも波及していくものなのかの見極めが難しいところだ。
いかにレバレッジをかけていようと、何千億もの損失を出すことがあり得るのか、少々理解をしかねるところがあるので、この問題がどこまで深いのかの判断がつかない。
ヘタをすると、リーマンショックのようなことにもなりかねず、心配している。
本日の保有株の動向
今日は、日経平均は下げとなったものの、マザーズは2%弱の上昇となり、個人的にはホクホクの展開となった。
新興株は、出遅れ感が大きくあるので、ここから挽回していってもらいたいものだ。
そんでもって、保有株全体では、60万円強のプラスとなった。
今週は、3月最終週となるので、月間成績をこのままプラスで終えたいと思う。
あとは、どこで一旦利確をするのか、どこを買い増しするのかの戦略が必要だ。
いつも、売り時を逸し、みすみす含み益を消失させてしまうので、今回は同じヘマは繰り返せない。
さあ、いつ実行しようか…。