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自動化により終身雇用がなくなる!?

投稿日:2020年5月15日 更新日:

昨年5月2日のブログです!

新時代の幕開け。
令和が良き時代になるようにお祈りします。

これからの時代は、より個人の時代になっていく。
会社ありきの生活ではなく、終身雇用の呪縛が解かれ、個人で稼ぐことが普通になる時代になっていくことでしょう。

価値観の変化もありますが、自動化という黒船の襲来により、否が応でも会社員というカテゴリーが淘汰されていくことは容易に想像される。

自動運転、自動ロボットなどあらゆるものが自動化されると、人の介在する余地が少なくなっていく。
今まさに、多くの企業がここに経営資源を集中させ、生き残りをかけている。
そして、この事業が成功すると、企業は反映するが、従業員は淘汰されるという図式だ。

企業は、新たな事業モデルにより収益が上がる。
更に、従業員を減らすことにより、収益が拡大していく。
一石二鳥とはこのことだ。

現在は、終身雇用という錦の御旗のもとに、社員を従属させているが、次の将来で社員が必要なくなり重荷になれば、平気で制度を変えてくるだろう。
企業とはそういうものだ。

現に、企業は利益が出ても、将来のためと理由付けし内部留保を貯め込むだけで、社員に還元していない。
だから、給与は全然上がらず(むしろ減少)、世界的に見ても経済的優位性はなくなってしまっている。

これは、海外旅行すると感じるはずだ。
海外の物価が高いと…。
でもこれは、海外の物価が高いのではなく、日本の物価が安い、つまり停滞しているということだ。

しかも、企業は将来のためと内部留保を積み上げているが、その将来とは、自動化により人が必要なくなる将来であり、その時、社員はお払い箱となる。
つまり、将来クビになるために、今せっせと働かされているのだ。
茶番以外の何物でもない。
悲劇というよりも喜劇ですよね。

とはいえ、そう簡単に自動化は実現しないのも事実だろう。
自動運転も話題先行で、実用化にはほど遠い。
事業モデルの構築もまだまだで、どのようにして稼げるかの絵が描けていない。

単なる人からロボットへの置き換えだけでは、収益は上がらない。
人手不足への対策にはなるが、現状まだ人がいる段階では、人がやった方が全然安い。

また、あのアマゾンも、工場の完全自動化は無理で、実現にはあと10年かかると言っている。

ロイター記事 ⇒ <アマゾン、倉庫の完全自動化の可能性排除 「あと10年かかる」>

さて、ここで安穏としてはいけない。
あのアマゾンでもまだ自動化は実現できていないじゃんと。

受け止めなければいけない現実は、まだ自動化は実現しないということではなく、あと10年で完全自動化が実現するということだ。

すなわち、あと10年で人減らしが始まるということだ。
どうします?
どうしたらいい?

ここは冷静かつ沈着に対処しましょう。
あと10年ということは、まだ10年あるということ。
10年あれば、自立できるスキルを身につけることが可能なはず。

自分が好きなこと、得意なことは何かを見つめ直し、そこを極める。
そのスキルで稼いでいくことが出来れば、会社員人生よりもストレスのない充実した人生を歩むこともできる。

そこを目指し、ぜひ前向きに捉えていきたい。
私もそこを目指す。
共に参りましょう!!

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