東日本大震災から、早や10年。
あっという間の、10年だった。
当時、私は、住宅会社の社長をしており、あの日は、ちょうど住宅展示場にある自社のモデルハウスの中にいた。
幸い、最新の耐震工法の住宅であったため、大きな被害は受けなかったが、その後のニュース映像を見て愕然としたのを今でも鮮明に覚えている。
10年一昔と言われるが、この記憶ばかりは、一昔では片付けられない。
まだ、復興途中だと思うので、何らかの貢献をしていければと思っている。
日本市場は落ち着いたか
さて、マーケットに目を転じると、本日は、昨日のNYダウの上昇もあり、堅調に推移した。
なんとなく、そろそろ落ち着きを取り戻してきたのではないかと、感じている。
問題の発端となった、米国の長期金利も、下落基調となってきているので、これも後押し材料となる。
いずれにしても、今回の調整は、急上昇の後だったこともあり、もともと必要であったものなので、来るべくしてきたものだ。
それが、長期金利の上昇がトリガーとなっただけなので、大きな問題ではない。
が、しかし、大きな問題ではないとはいえ、新興市場は、まだ心配な面がある。
ナスダックが急落しているように、マザーズも大きく落ち込んでしまったので、ここに資金がまた戻ってくるのだろうか。
アフターコロナと相まって、地合いがよろしくないので、どうなることやらだ…。
セレスの上昇が止まらない
株をやっていて後悔することの一つが、売った後に、その株が上がることだろう。
まあ、これは致し方ないことなので、気を揉んでも仕方ないのだが、そこは人間なので、悔やんでしまう。
それも、少しばかり上昇するのであれば、受け流せるのだが、大幅に上がってしまうと、後悔を引きずってしまう。
今、その後悔に苛まれているのが、セレス(3696)だ。
この株は、つい1ヶ月前までは持っていたのだが、保有株が多くなってしまったこともあり、ポートフォリオの整理のために処分してしまった。
その時の価格が、2,580円。
その時までは、2,500円前後を揉み合った状態だったのが、売った後から動意づいて、あれよあれよという間に上昇し、今では4,500円に到達してしまった。
なんと、1ヶ月足らずで、8割上昇だ。
これは流石に悔やまれるでしょ。
しかも、売った理由は、単なる持株調整だし。
あ〜、早く下がってくれないかな。
こんなことを言っている間は、上達しないのだろうなと思いつつ…。