コロナ感染者は、本日も拡大傾向。
東京は200人超えが定着。
大阪は、121人と過去最高。
愛知も60人以上で過去最高。
これで、この4連休は巣篭り確定。
もう、「Go To トラベル キャンペーン」どころではない。
下手に県外に旅行しようものなら、自粛警察に捕まってしまう。
いろいろ考えると面倒くさくなるので、おとなしくしているのが平穏でいい。
オンライン化する新常態
このコロナ禍を機に、あらゆるものがオンライン化していくことになるだろう。
もはや、あらゆる業態で、リアルの店舗だけではやっていけない時代になる。
以前から、商社無用論という動きがあり、ファッション業界ではファーストリテイリングのように中間業者を外す「中抜き」が主流となり、さらに今ではリアル店舗がなくなる「店抜き」へと移りつつある。
オンワードも、かつて袂を分かった因縁のZOZOと、デジタル対応のため再び協業することになった。
自動車業界も変化していく可能性が高い。
大躍進を遂げているテスラは、既にオンライン販売に移行しており、成功モデルを確立している。
最も難しいと言われる住宅業界も、モデルハウスの無人化を進めつつある。
絶対無理だと言われていたものでも、環境の変化とともに、人々の価値観や行動様式が変化すると、それが可能になる。
逆をいえば、この環境の変化に対応できない会社は、衰退の一途を辿ることになる。
勝ち組か負け組か
この変化への対応次第で、優勝劣敗が決まる。
気を付けないといけないのは、皆さんが働く会社がどちらになるかということだ。
オンライン化の準備を整えているのか。
うちは関係ないとばかり、何の動きもしていないのか。
もはや関係のない業界はないので、その認識すらできていない会社は、危ないかもしれない。
不動産業界も、その業態の中身が問われる。
物流施設は、ますます活況になる可能性が高いが、商業施設系は厳しくなるだろう。
一世を風靡したショッピングモールという形態も、変化していくかもしれない。
また、投資先も同様に注意が必要だ。
デジタル対応できているかどうかを、改めて検証しなければならない。
今のうちに、ポートフォリオを再構築することをお勧めしたい。
しかし、デジタル化に対応できていないところの典型は、お役所だろう。
聞くところによると、コロナ感染者の集計を、いまだにFAXで行っているらしい。
FAXで流れてきた感染者情報を、手作業で集計しているのだ。
当然、集計の間違いもあるだろうし、確実に情報の授受がされているかも不確かだ。
そうなると、毎日の感染者発表も、どこまで正確なのか疑わしくなる。
なんともお粗末な話だ。
4連休の過ごし方
この4連休は、巣篭りする方が多いと思うので、ぜひとも思考の時間にあてたいところだ。
これからの生活の在り方をどうするか、働き方をどうするか、どこに価値を見出し暮らしを変化させていくか、じっくりと考えたい。
ウイルスとの共存は、恐らく長期化する。
そもそも、ウイルスは30億年も前から存在する。
歴史的には、人間とは比較にならないくらい長く存在しており、地球上ではぽっと出の人間が、どうこう言えるレベルの話ではないのだ。
人間は、少々傲慢になりすぎたのかもしれない。
ここは基本に立ち返り、もう少し謙虚に生きる必要があるのだろう。
そんなことを、この4連休はつらつらと考えてみてはどうだろうか。
今は思考の時間なのかもしれない。