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私達は「買値へのこだわり」を克服することはできるのだろうか?【株式投資・成功への秘訣】

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昨日は、NYダウ、NASDAQともに上昇した。

特に、NASDAQは、111ポイントの上昇となり、再びハイテク・ネット関連企業に関心が移ってきているようだ。

 

この影響で、日経平均先物も上昇し、27,000円に迫る勢いとなってきている。

果たして、この勢いのまま、年末相場へと突入していくのだろうか。

 

年末といえば、税金還付の売りが出やすくなる。

損が出ている持株を売却し、利益を出した分の税金を還付する動きだ。

 

私も、毎年この動きをしているのだが、今年は少し早めに対応し出している。

 

これにより売却したのが、日本エマージェンシーアシスタント(6063)。

この株は大失敗した銘柄で、2000円以上の時に集めたのだが、そこから暴落し、今では900円台。

 

コロナの影響をまともに受ける業界であり、足元も厳しいのだが、実はコロナ以前から株価は軟調となっていた。

途中、1,500円前後まで何度か上昇したので、売却するチャンスはあったのだが、結局、ここまで持ち続けてしまった。

 

なぜ、傷が浅いうちに売却することが出来なかったのか。

その要因を探ってみると、それはやはり、「買値へのこだわり」が強いことだろう。

 

相場を客観的にみると、個人が買った買値などなんら関係がなく、あるのはただ「現在の価格」であり、それ以上でも以下でもなく、それがすべてだ。

よって、この現在の価格が、高いと思のか、安いと思うのかで判断しなければならないのだが、残念ながら、凡人は、なかなかこの思考法がとれない。

 

どうしても、損得勘定が先にきて、買値からみて、儲かっているのか、損をしているかの判断基準になってしまい、結果、客観的で正確な判断ができず、適切な売買タイミングを逃してしまうのだ。

今まで、何度もこの過ちを犯しているのだが、なかなか改められないでいる。

 

 

このように、過ちを繰り返す愚かな凡人なのであるが、そうした過ちを反省する意味もあり、この年末は、税金還付という錦の御旗のもと、処分売りを強行している。

 

これを行うことにより、新年を新たな気持ちで、また整理された新たなポートフォリオで挑むことができるようになる。

 

まだ他にも、対処しなければならない銘柄があるので、鋭意取り組んでいきたい。

 

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