この4連休は、各地の観光地に多くの人が押し寄せ、大変な盛り上がりとなった。
キャンプ場なども賑わいをみせ、トイレ待ちで1時間も行列が出来るほどであったようだ。
観光業が盛り上がることは、大いに結構だが、ここから1週間~2週間後に感染者が増えるかどうかが、今後の試金石となりそうだ。
マスク着用や手洗いの徹底などの感染防止策を全員がしていれば、基本的には大丈夫だと個人的には思っているのだが、果たしてどうだろうか。
早く、ゆったりとした気持ちで、旅に出たいものである。
日本市場はとりあえず踏ん張った
週初めに世界的にマーケットが急落した時は、どうなることかと心配していたが、本日の日本市場は何とか持ちこたえたようで、ホッとしている。
むしろ、マザーズなどは2.45%も上昇したので、活況であったともいえる。
先日、四季報最新号で探索した、有望候補33銘柄(総医研HDは中国重視のため削除)の本日の星取表は、21勝11敗1分けと好成績であった。
1日だけみても意味がないのは分かっているが、なかなか幸先の良い展開となった。
本日下落した銘柄を見てみると、やはりオールドカンパニーが多いようだ。
夢真HD、イビデン、キョーリンHD、太陽HD、CSPなどなど。
上昇した主な銘柄は以下の通り。
HENNGE … ストップ高
LTS … 8%高
マーケットエンタープライズ … 7.28%高
ロコンド … 6.83%高
メドレー … 6.83%高
グッドパッチ … 6.57%高
クルーズ … 5.78%高
プレミアムウォーター … 5.53%高
この中で、最も狙っていたグッドパッチを試し買いしておいた。
ちょっと、2日間の上昇が急角度になっているので、どこかで穴埋めしてくるとは思うが、しばらくこの流れについていきたいと思う。
持ち株のなかでは、エアトリとサンアスタリスクのみが下げた。
エアトリは、旅行需要の回復と、子会社の「まぐまぐ」(4059)が、明日(24日)JASDAQに上場することから、上昇すると踏んでいたが意外な結果となってしまった。
まぐまぐの初値が低調に終わると見られたのか、旅行関連銘柄が総じて下げていたので、ここのところの上昇への単なる調整なのか分からないが、まず心配はないだろう。
ここ最近のIPOも、出戻りの雪国まいたけ以外はすべて上昇しているので、さすがに、まぐまぐが大きくこけることはないだろう。
一応、明日は初値とその後の動きを注視していきたい。
また、サンアスタリスクは、ようやく売買が落ち着いてきたところだ。
出来高は、45万株弱とかなり減少したので、いわゆるイナゴが散って、ここからじわじわと上げていく流れとしていきたい。
今のところ、テンバガー候補の位置づけは変わっていない。
宣戦布告
昨日の国連総会で、米国が中国に宣戦布告した形となった。
WHOに対しても、「中国に実質的にコントロールされている」と非難し、完全に戦闘態勢に入ったようだ。
また、米下院が、新疆ウイグル自治区からの輸入を禁止する「ウイグル強制労働防止法」を406対3の圧倒的賛成多数で可決した。
奴隷労働による製品の輸入だけでなく、同自治区からの輸入は全面禁止し、経済的にも中国との対決姿勢を明確化している。
米国がここまで対中国姿勢を明確化しているが、日本政府および日本企業はどう対応していくのだろうか。
菅首相は、25日に習近平国家主席と電話会談を予定しているようだが、ここでどのようなやりとりがあるかに注目が集まっている。
今までの発言を見ている限りは、あまり強くは出ないと予想されるが、国際情勢は緊迫化しており、今までの延長線での発言では少々心許ない。
国賓待遇での来日は論外として、ここである程度強く出られないと、国際社会からの信用は得られないだろう。
菅政権の正念場は、思いの外早く巡ってきたといえる。