本日の最大懸念であったマザーズの暴落は、何とか避けられたようだ。
朝方は、11/11の二番底を割り込み、ついに底なし沼かと思われたが、何とか持ち直してくれた。
さすがに、75日線奪還とまではいかなかったが、終値は1.4%高となり及第点といえよう。
売買高を見てみると、本日は低調ながらも1億株弱に商い。
暴落となった昨日は、7,800万株と更に低商いだったことを考えると、更なる急降下の予兆はなかったのかもしれない。
それでも、油断はならないので、早いところ75日線を奪還してもらい、安心したいところだ。
本日から、英国でワクチン接種が始まったようだが、どうなるだろうか。
個人的には、副作用の方が怖いので、今のところ全く接種するつもりはないが、どこまで強制的に行われるかが焦点となるかもしれない。
まずは、医療従事者と高齢者が対象となるのだろうが、事情に詳しい医師が実際に接種するのかが気になるところだ。
恐らく、接種しない医師は相当数いることが予想されるので、強制化は難しいのだろう。
そうなると、コロナに感染した時に重症化するリスクと、ワクチンの副作用リスクを天秤にかけることになるのだろうが、このワクチンの副作用がよく分からないので判断がつかない。
実際にも、治験数が少ないので、分からないのが実情ではないだろうか。
感染者の少ない日本で医療崩壊?
ところで、世界的にみても感染数の少ない日本で、なぜこれだけ医療が逼迫しているのだろうか。
欧米と比較すると、1日の感染者数も1/100程度であるのに、どうしてと首をかしげたくなる。
病床数が少ないのではないかと思ったが、2017年の統計では、日本の100人当たりの病床数は13.1で、2位の韓国、3位のロシア、4位のドイツなどを抑えて、OECD加盟国中でトップというではないか。
となると、感染者は少なく、病床数は世界一なのに、どうしてとさらに首をかしげたくなる。
世界各国で、既に医療崩壊が起こっているとなれば、分からぬでもないが、そのような声もあまり聞こえてこない。
このあたりの理由は、なかなか報道されないので真相は分からないのだが、ひょっとしたら、感染者一人一人にかける医療の質が異なるのかもしれない。
日本は国民皆保険なので、みな平等に治療を受けることができる。
米国は、オバマケアの動きはあったものの、国民皆保険とは程遠いため、平等に質の高い治療が行われていない可能性がある。
つまり、お金がない人は、適切な治療を受けられていないので、病床も埋まらず医療崩壊しないという仮説だ。
さすがに、このコロナは緊急事態であるから、このようなことはないとは思うが、こうでも考えないと辻褄があってこない。
いずれにしても、ここからは、季節要因もあり感染者は更に増加していくことが予想されるので、医療従事者の方々の負担は増えるばかりで大変だ。
どこにスポットを当てるかによって、対策も変わってくるのだが、何度も言うように、どの場面でもマスク着用を義務化するしかないと思う。
特にこれからの冬場は、乾燥することから空気感染が増えるので、マスクは有効だ。
飲食店でもマスクを義務化すれば、時間短縮する必要もないはずだ。
ぜひとも、本質的な解決に繋がる施策をうってほしいと思う。