本日の日経平均株価は、もみ合いながら最終的には下落してしまいました。
本来であれば、岸田新総裁誕生で、ご祝儀相場となるはずだったのですが、初日から下落するという事態となりました。
恒大集団を始めとした中国経済の不透明感の影響もあったかと思いますが、これは昨日今日の話ではありませんので、新総裁誕生の期待感があれば、当然に上がって然るべきです。
それが、下落したということは、やはり、岸田さんではインパクト不足ということになるのでしょうね。
彼はとにかく、特徴が乏しいので、どう評価すれば良いのか分かりにくいというのが実情でしょう。
しかも、自分の強みは「聞く力」だと言っていますので、ここからして??ですよね。
確かに、総裁選の中では、この「聞く力」戦略もありでした。
なぜなら、対抗馬の河野氏が、パワハラ、ブロックに象徴されるように、聞かない人でしたので、聞く力戦法も有効だったことでしょう。
しかしながら、もう総裁になったことですので、未だに「聞く力」ばかり言っていては、この人大丈夫ですか?と思ってしまいます。
だって、「人の話を聞く」っていうのは、人間であれば当たり前のことですよね。
なおかつ、金融課税を強化するなどと、ほざいているようです。
こんなこと、総裁選の時、言ってましたっけ?
高市さんは、これを掲げていたのは知っていますが、彼女でも、これは直ぐにやるのではなく、2%成長を成し遂げた後のことだと断言し、半ば引っ込めた形になっていました。
それを、このタイミングで出てくるということは、やはり、当初より言われていたように、「財務省の犬」ということになるのでしょう。
つまりは、「財務省の言うことを聞く」ということなんでしょうね。
こんなんでは、株価は上がるはずがありません。
岸田さんは、今日の株価の下げを恥ずべきことと反省していただき、即刻、この政策を撤回してもらいたいと思います。
そうでなければ、このまま、ズルズルと株は下がっていってしまいます。
そして、それだけでなく、同時に、支持率も下がっていってしまいますよ。
是非とも、まともな人の話を聞いてもらいたいものです。