本日の日本市場は、全面高の展開。
昨日の弱気相場から一転し、強い値動きを見せてくれました。
まあ、当然といえば当然の結果です。
昨日の下げが不可解でしたので、本来は、昨日の時点でこれくらいの上げがあったもおかしくありませんでした。
まあ、戻してくれたことは喜ばしいことですので、まあ、許したるかと言ったところでしょうか。
さて、再び円安が加速してきました。
ドル円は、ついに136円台に突入し、このまま140円を目指す勢いとなってきています。
この円安が、良い円安なのか、悪い円安なのかという議論が盛んに行われていますが、問題の本質は、なぜここまで円安になっているのか、と言うことです。
日米金利差と言うものが、一義的にはあるとは思いますが、それはもう織り込んでいますので、本質はそこではないでしょうね。
では、その本質とは何か、と言うことですが、それはやはり、日本への期待が薄らいでいるということに尽きるのではないかと思うのです。
何も決められない岸田政権、それを許容している日本国民に、失望していると思います。
国防上の安全保障も進展しない。
エネルギー安全保障も進展しない。(節電要請するのみ)
食糧安全保障も策なし。
こんな国に未来はあるのでしょうか?
憲法9条があれば、日本は守られる。
何かの神話でしょうか。
言葉遊びで戦争を回避できるなら、世の中はとっくの昔に平和になっています。
エネルギー自給率が10%ちょっとしかないのに、なんの方策もありません。
先の大戦は、エネルギー確保をするための自衛戦争だったことを、忘れてしまったのでしょうか。
そして、食料自給率は40%です。
先進国で、こんなに低い自給率なのは日本だけです。
こんな無防備な国、策なしの国に、投資したいとは思いません。
だから、円が売られているのだと思います。
明日は、参議院選挙の公示日です。
この国を拓せるのはどの政党なのか、しっかりと考えないといけません。
いつまでも平和ボケしていては、ホントに、国が滅びますよ。