非常事態宣言の対象エリアが拡大された。
都道府県から要請があれば発動するという、主体性のない決定で、なんとも心許ない。
この後も、五月雨式にエリアが拡大されそうで、これで肝心の効果が期待できるのだろうか。
戦力の逐次投入という愚策を、ここでまた繰り返すのではなかろうかと思うと、なんとも心配になる。
場当たり的な対策となることがないよう、政府には、是非とも主体性を持って決断してもらいたいと思う。
しかしながら、今回の最大の懸念点は、飲食への対策に偏っていることにある。
そもそもの出発点が、東京都との確執に始まっており、東京が飲食店への時短営業要請をしていないことが問題とされていたので、ここがクローズアップされてしまった。
また、夜の営業がダメだということが強調されてしまったことで、大きな誤解を生んでしまっている。
夜がダメで、昼ならOKという図式だ。
こんな馬鹿げた話はないわけで、誰が見てもおかしいと分かるレベルなのに、罷り通ってしまっている。
これでは、飲食店は可哀想であり、被害者だ。
ともかく、飲食店が『悪』のレッテルが貼られているのは、即刻改めなければならない。
これは完全なミスリードであり、人災といってもいいミステイクだ。
もっと知恵をしぼらなければいけない。
こんな環境下でも、飲食店に負担をかけない方法はあるはずだ。
例えば、『孤独のグルメ』作戦はどうだろうか。
会話時や食べ物の共有にリスクがあるということなので、一人で飲み食いする分には、全く問題がないはずだ。
そして、この孤独のグルメ=個食を推進すれば良いのだ。
名付けて、『お一人様 GoToイートキャンペーン』!
これは、絶対にウケそうだ。
効果抜群、これで飲食店も耐え凌ぐことが出来るようになるはずだ。
これ、本当に実施してくれないかな…。
本日のマーケット動向
本日の相場動向は、東証REIT指数以外は、全面高の展開となった。
日経平均株価も、4日続伸と絶好調で、いよいよ3万円の大台も射程圏となってきている。
流石に、過熱感が出てきるのではないかとの声も聞こえるが、ここから本格的な上昇が始まるとの楽観論もあり、なかなか判断が難しい局面に差し掛かってきている。
個人的見解を言うならば、日経平均はそろそろ頭打ちになる可能性があると思うが、新興株は、まだまだここからは本番なのではないかと考えている。
保有株の動向は、今日は久々に全面高となり、中でも「PR TIMES」がストップ高と気を吐いた。
業績の上方修正をしたのが要因だが、これで10月につけた高値を一気に突き抜け、上場来高値を更新してくれた。
今日のストップ高の影響で、買値の倍(ダブルバガー)になったので、そろそろ出口戦略も考えないといけない。
あまり欲をかいてしまうと、過去の失敗の二の舞になってしまうので、同じ轍を踏むことは避けたいところだ。
業績の裏付けがあるので、判断が悩ましいところになるが、しっかりと見極めていきたいと思う。
こういった爆益があるから、株は面白い。
投資は自己責任ではあるけれど、多くの人が手がけるようになればと思っているし、お勧めしたい!