本日は、新興株に嵐が吹き荒れた。
米ナスダックが急落したことの余波が、直撃した形だ。
昨日のナスダックは、一時はどうなるかと心配になるものだった。
最後は持ち直したのでまだ良かったものの、二日連続の急落となると、この程度では済まなかったはずだ。
日経平均は、3万円の値固め段階で、現在は適切な調整中と捉えているのだが、心理的には、多くの人が暴落に怯えている。
不景気の中での株高となっており、これがバブルだとすると、早晩どこかでバブルが崩壊すると…。
このような心理状態なので、何らかのきっかけがあると、敏感に反応してしまう。
常に身構えた状態なので、売りが売りを呼び、必要以上に下げてしまうことになる。
やはり、株は、心理面に大きく左右されるものと、再認識した。
必要以上に悲観になった時は、「買い場」であり、必要以上に楽観になった時は、「売り場」ということになるのだろう。
テスラ株の急落
さて、今回のナスダックの急落には、テスラ株の動向も影響している。
23日は、一時、13%安の619ドルまで売られる場面があり、年初来の上げを消し、昨年12月にS&P500種株価指数に採用された当時の水準を下回る場面もあったほどだ。
その後は下げを縮小したものの、終値は2.2%安となり、1月25日に記録した取引中ベースの最高値から31%も下落してしまった。
これらの下落により、イーロン・マスクは150億ドル超の資産を失い、世界一の富豪から陥落したと言われている。
この下落要因の一旦は、ビットコインの影響によるものだ。
テスラは、ビットコインに15億ドル投資したのだが、イーロン・マスクがこの仮想通貨ビットコインとイーサリアムの価格は「高いように見える」とツイートしたのだ。
この発言や、イエレン米財務長官が22日に、「極めて投機的な資産だ」などと指摘したことにより、ビットコインの売りが膨み、一時は4万5000ドルを割り込み、半日あまりで1万ドル強も値下がりしてしまった。
ビットコインは、もともと過熱感が半端なかったので、みな疑心暗鬼になっていたところでのこの発言が影響したと言える。
よって、これも心理面の作用ということになるのだが、こちらは、一時的なものではないかと考えている。
マスクは、この手の発言を今までも連発しており、言わば常習犯だ。
過去にも、テスラ株は高いという発言をしているのだが、一時的には影響を受けるも、結果的には、謙遜?と受け止められ、暴騰している。
これが、何かを意識した意図的な発言なのか、天才ならではの閃きなのか、はたまたただの本音なのかは分からないが、経験則から言えば、結果は発言とは逆の方向に動いている。
よって、このタイミングは、絶好の押し目なのかもしれない。
とは言え、個人的には、まだビットコインに投資する予定はない。
理由は、先日も当ブログで書いているように、税制面で優位ではないからだ。
もし、税制面での改善や、日本で買えるETFなどが出てきたら、検討するだろうと思う。
まあ、そんなことを言っている間に、1,000万円以上になってしまうかもしれないが…。
🌟頑張ろう!飲食業界🌟
🌟頑張ろう!観光業界🌟