英国が、17日から、海外旅行を解禁することになりました。
感染やワクチン接種状況に応じて、各国の警戒度を、「緑・黄・赤」色に分け、感染拡大が落ち着いてきている緑エリアについては、帰国時の隔離を免除するようです。
では、この緑色のエリアはどこかと言いますと、下記の12カ国・地域になり、ここが今現在において、客観的に安全なエリアと思われているということです。
■『緑色』エリア
・オーストラリア |
これらの国名を見てみても、あまりピンときません。
アジアでは、シンガポールとブルネイのみでありますので、これらの国だけが安全というわけではなく、あくまで渡航先という意味合いでの12エリアということですが、参考にはなりますかね。
では、日本はどうかと言いますと、米国と同じ「黄」色ということで、ここは帰国時に10日間の自己隔離が必要になるようです。
でもまあ、日本は、表向きは国を閉じていますので、普通には来られないのですけどね。
あとは、「赤」色で、こちらはトルコやインドなどが当てはまり、宿泊代自己負担で指定ホテルでの隔離が義務付かれています。
英国がいかにこのように設定したところで、渡航先が受け入れてくれないと旅行できないわけですので、どこまで意味があるのか疑問ですが、恐らくは、英国が安全だということを、アピールしたいという意図なのかもしれませんね。
確かに、ここのところ、英国の感染者数は、1日あたり2,000人前後と減少しつつありますので、収束したと言いたいのでしょう。
しかしながら、トータルでは、感染者440万人超、死者12万人超と、日本と比べると、約10倍もの数となっているのです。
このように他国と比べてみますと、日本においては、コロナ感染者を非常に低く抑えられていると言えます。
日本は、メディアが酷いので、自国を貶めるような報道ばかりしていますが、むしろ褒められて然るべきなのかもしれません。
なので、あまり騒ぎ立てることはないのですが、政府や自治体は、あたふたと感覚的な対策ばかりしていますので、二次災害の方が大きくなっているわけです。
情けないですね。
オリンピックという足枷があるから、過剰対策になるという側面はあるかもしれませんが、多分、オリンピックがなくても、同じようなドタバタ劇になっているんだろうと思います。
もういい加減、意味のない対策はやめませんか、本当に。
これ以上、休業要請が続いては、いくらなんでも保ちませんよ。
また、一部企業に休業要請することは、差別だと思いますよ。
休業要請するならば、全ての企業でしょうよ。
圧倒的多数の企業は、出社しているので、人手が減るわけがありません。
結局は、何かやってる感を出しているだけなのですよね。
考えているようで、何も考えていない人たちです。
このように、怒り心頭になるのも、体に良くないので、被害者は増えるばかりです。
残念でなりません…。