THOUGHT

人にやさしく!【ままならない世の中を生きる証】

投稿日:

 

米国同時テロから19年、ニューヨークをはじめ各地で追悼式典が開かれた。

アメリカ大使館からも、下記ツイートがされた。

 

 

 

 

平成から令和の時代、現在進行形で日本は平和であったし、それが当たり前の日常だと捉えられている。

しかし、今日という日常を平和に暮らせることは、決して当たり前のことではないということを、思い知らされる。

 

一方で、平和が日常になるように、取り組んでいかなければならない。

そのために、何をなすべきなのか、私たちは考えて行動していかなければならない。

 

突然、思いもよらず命を落とすということはどういうことか。

ついつい、感情にまかせて人を非難したり、子供を理不尽に叱ったりと、後から思えば後悔するような行動をとってしまう。

 

平時であれば、謝ったり、関係修復することもできるだろうが、それが最後の別れとなってしまったら…。

こうならないように、心の奥底では、常に何が起こるか分からないと念じておこなければなるまい。

 

人にやさしくなりたい。

 

モンゴル800の「あなたに」の冒頭にこうある。

人にやさしくされた時、自分の小ささを知りました
あなた疑う心恥じて、信じましょう心から

 

この歌詞の裏を返すと、人にやさしくなれないと、疑心暗鬼になったまま別れることになってしまう。

親しい人と、疑いを持ったままの別れとならなにように、やさしくなれたらいいなと思う。

 

 

思えば、一青窈の「ハナミズキ」も、この米同時多発テロ事件を受け、ニューヨークに住む友人の無事を願って書いた歌詞だ。

「とにかく、彼と好きな人が無事でありますようにと願いました」と。

 

君と好きな人が
百年続きますように

 

人生いろいろあるし、ままならないことばかりだ。

8月の自殺者は1849人と、去年の同じ時期に比べて246人増加している。

 

自分のことで精一杯の状況で、人にやさしくする余裕なんてないというのも分かる。

 

人生をどう捉えるかはそれぞれだが、人間はこの世に生を受ける時、泣きながら生まれてくる。

泣きながら生まれるということは、こんな辛い世の中に生まれたくないということなのかもしれない。

 

そして、死するとき、「穏やかな死に顔」と表現されるように、やっとこの世知辛い世の中を終えることが出来るのかと、安堵しているのかもしれない。

 

しかし、こんな世知辛くままならない世の中だからこそ、せめて親しい人に対しては、やさしくなれたらいいなと思う。

そうでないと、何のために生きているのか分からなくなってしまう。

 

今日から、その思いを強く持ち、生きていきたいと思う。

 

 

 

 

-THOUGHT
-, ,

執筆者:


comment

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

関連記事

コロナワクチンの普及が、日本で遅れている理由は何か?

    日本製のコロナ向けワクチン開発が、絶望的な状況となっている。 今年中の接種が見込まれていたアンジェスのワクチンが、大規模治験が必要になったことにより、早くても来年になるとのこと。   日本のワ …

【NYダウ上昇】 明日の日本市場は爆上げの予感!

    昨夜は、NYダウが上昇してくれましたね。 恒大集団の経営不安が和らいだことと、テーパリング(量的緩和の縮小)の年内開始がほぼ想定通りの結果となったことで、安心感が広がったようです。   恒大に …

子供にワクチン接種の是非を問われたら、答えられますか?

    日本においても、ワクチン接種が急増しつつあるようです。 1日あたりの接種回数も、50万回を超えてきており、まさに鰻登りの勢いです。   この接種増により、6月5日時点での累計接種人数は、「11 …

【眞子様ご結婚】 日経平均爆上げ、これぞまさしくご祝儀相場?!

    本日の日本市場は、全面高の展開。 昨日のNY市場が上昇したといえど、上昇幅は微々たるものでしたので、さしたる理由もなく、日経平均は500円高となりました。   しかしながら、さしたる理由は、あ …

【政局相場】 衆議院選挙選突入で、日経平均株価は3万円超えを目指す!

    本日の日本市場は、中規模ながら全面高となりました。 本日は、衆議院選挙の公示日でしたので、まさに選挙相場の面目躍如といったところでしょうか。   ここから、月末までが勝負です。 この期間中に、 …


eikawa

ストレスフリーの暮らしを追求するeikawaです。
それを実現するための経済的施策、物事の考え方、心身の健康、そして旅行などの趣味を綴っていきます。
現在は、株式投資に全力で取り組み、2021年内のアーリーリタイアを目指しています。
また、元ハウスメーカー社長ならではの住宅に関する視点や、ファイナンシャルプランナー(CFP)としての知識-経験を踏まえた内容をお届けします!

プロフィール詳細 >

カテゴリー