安倍総理の連続在職日数が、明日(24日)で2,799日となり、歴代最長を記録する。
これまでトップは、安倍さんの大叔父にあたる佐藤栄作で、本日、歴代1位タイとなった。
また、第1次政権を含む通算在職日数は、昨年の11月に戦前の桂太郎の記録を抜いて、既に歴代最長となっている。
このように、歴史上、在職日数ではトップに君臨することになった安倍総理だが、その任期(自民党総裁任期)は来年9月までで、いよいよその後継者争いに注目が集まっている。
とはいっても、安倍の後は安倍と言われてきたように、残念ながら次期総理に相応しい人物は思い当たらない。
毎日新聞が22日に実施したアンケートによると、次の首相にふさわしいと思う人は以下の通り。
1位 : 石破茂自民党元幹事長 111人(15%) 2位 : 河野太郎防衛相 83人(11%) 3位 : 橋下徹元大阪府知事 45人(6%) 4位 : 安倍晋三首相 21人(3%) 5位 : 吉村洋文大阪府知事 20人(3%) 6位 : 小池百合子東京都知事 18人(2%) 7位 : 小泉進次郎環境相 17人(2%) 8位 : 岸田文雄自民党政調会長 15人(2%) 8位 : 枝野幸男立憲民主党代表 15人(2%) 10位: 菅義偉官房長官 14人(2% |
どうだろうか。
どなたもパッとしないというか、メディアへの露出度に大きく左右されている。
メディアに左右されるということは、メディアに誘導されている、つまりメディアに政治が牛耳られているようで、いただけない。
今後の政治は、安全保障が最も大きなテーマとなる。
米中対立に北朝鮮問題、日本の安全が脅かされる事態がもう目の前に近づいており、これにどう対処し日本の国益を守ることができるのか。
国際舞台において、この難局に立ち向かえる人は、上記ランキング内にいるだろうか。
安倍さん以外にはどうにも見当たらないと思うのだが、どうだろうか。
現政権には、コロナへの対応で批判も集まっているが、国際社会における行動においては評価できるだろう。
中国に対しては、2F氏(隠語)の影響もありまだ明確ではないが、韓国に対しては今までとは違い毅然とした態度で接しているし、トランプとの関係も良好だ。
また、コロナへの対応について批判も多いが、欧米諸国と比べれば、十分及第点は得られるであろう。
野党とメディアは、批判ばかりしているが、コロナへの対応については他を批判などできないはずだ。
コロナが拡大し始めた頃、国会で何をやっていたのか?
延々と、「さくら」をやっていた。
そして、メディアはそれを煽っていた。
野党とメディアがまともであれば、もっと迅速な対応が出来ていたはずだ。
ここを、国民はしっかりと見ている。
もう簡単には騙されない。
メディアに騙されるな
以前は、テレビや新聞などの大手メディアが流す情報しか、国民は知る術がなかったので、それを信じるしかなかった。
すなわち、メディアが情報操作をした内容を信じてしまうのだ。
メディアは、自分たちの主義主張に合致した専門家や評論家のみを出演させ、国民を洗脳した。
当然、まともな識者もいたのだが、メディアで発言する機会がないし、メディア以外で発信しても、国民にはなかなか届かない。
しかし今は、幸いにしてSNSが浸透したので、様々な情報に触れることが出来る。
SNSの情報も玉石混交であることは間違いないが、少なくとも正しい情報に触れる機会はある。
しかも、その情報はリアルタイムで迅速ときている。
この時間においても大手メディアは遅れをとっており、このように内容に偏りがあり情報の遅いメディアなど、もう必要ない。
若者を中心にテレビや新聞離れが起こっているのは、周知の事実であり、当然の成行だろう。
真実に触れる機会を得た若者は、行動も変わる。
靖国神社への参拝が、若者を中心に激増しているのも、真実の情報を知り、それを自分で理解して行動している人が増えていることを物語っている。
愛知県知事のリコール成就
心配なのは、テレビとともに育ってきた40代以上の中年と高齢者だ。
テレビの偏った情報しか知らない彼ら彼女らは、今現実に起こっていることを、知らないし理解できない。
愛知県の大村知事へのリコール運動の署名活動が、いよいよ25日からスタートするが、多くの愛知県民はこれを知らない。
なぜ、大村知事をリコールする必要があるのか、その理由すら知らないのだ。
リコールを行う主旨は、「あいちトリエンナーレ表現の不自由展」と「コロナ対策」だ。
以下、設立主旨を、『お辞め下さい大村秀章愛知県知事 愛知100万人リコールの会』 HPから抜粋する。
【1】あいちトリエンナーレ表現の不自由展における芸術教育憲法問題の疑惑 ・昭和天皇陛下のお写真をバーナーで焼き下足で踏みつぶす動画の表示許可 ・慰安婦像の展示許可 ・日本軍人、間抜けな日本人と称する展示許可 ・県民・市民・国民の税金(血税)による展示会を、独断開催、展示一時中止後の独断再開と県民・市民・国民(主権在民)の多数反対意見の無視 ・名古屋市の負担金未払い結果による、あいちトリエンナーレ会長名での提訴 ・新コロナ感染症対策、日本中国難である、新コロナ対策中におけるあいちトリエンナーレ提訴行為 【2】新コロナ対策 ・愛知県広報による新コロナ感染者の個人情報流出管理責任と賠償金の金額問題 【3】県政及び公約実現性の問題 ※当会の主旨は中京都構想の実現に対しては、一切推進をしておりません。 ・大村秀章知事が2011年の知事選立候補の政策公約で掲げた、中京都構想の推進と、自立する大都市圏に向けた取組については、当選後愛知県民に対しの中京都構想の説明、議論がまったく無いまま放置された事が問題 【4】愛知県と名古屋市財政一体改革・減税政策実現性の疑惑 |
全文を記載させていただいたが、愛知県民の皆さんは、どの程度ご存じだろうか。
そもそも、あいちトリエンナーレ表現の不自由展で、何が行われていたのかすら、知らない人が多いだろう。
テレビや新聞しか見ない人は、メディアが報道しない事実を知る由もない。
国民や県民が、このような情報弱者であれば、権力者にとってはこれほど楽なことはない。
いかなる失政も、報道されなければ、失政にならない。
今回のリコール活動は、これからの日本の在り方を占う試金石となるだろう。
愛知県民そして日本国民が、今まで通り偏向メディアの奴隷でいるのか、もしくは、正しい情報を収集し自分自身で考え行動する真の有権者となるのか。
何としても、リコールを成し遂げないといけない。
愛知県民の皆さん、日本国民の先陣を切って、行動しましょう!