昨日のNY市場は、ウクライナ情勢への懸念から続落。
情報戦が繰り広がれている中、株市場は翻弄され続けています
米国側は、ロシアのウクライナ侵攻は確実となったと報道。
一方のロシアは、侵攻するつもりはないと反論。
どちらも、ブラフであり、またアリバイづくりのようで、信用がならないのは周知の事実。
こんな茶番で、個人資産が増減されるのは、たまったものではありませんが、このような一種の虚構の世界に身をおいている以上は、これも受け入れなければならないのでしょう。
このような極めて不安定な環境下にありますので、2月は、まだノートレです。
1月には、かなり買い込み、ポートフォリオはある程度構築できていますので、機動的に動ける体制にはあります。
ですので、今は、堅陣を敷き、戦況を見守っているところであります。
しかしながら、いつまでも陣を敷いたままでは、勝利を掴めませんので、どこかで動かなければなりません。
これが、どのタイミングになるのかが難しいところですが、早ければ、来週にも動きが出てくるかもしれません。
北京オリンピックが閉幕しますので、これを機に、ロシアが動くかどうかです。
動くならこのタイミングですが、誰もが同じように考えているだけに、動きにくいという反面もあります。
まあでも、まずはここがポイントになりますので、注視が必要になります。
仮に、ロシアが侵攻するとどうなるか。
一時的には、株式市場は大きく下げることになりそうです。
日経平均株価は、1日で1,000円超の暴落、25,000円近辺まで落ち込むかもしれません。
マザーズはもっと酷くなり、コロナショック時の500ポイントあたりまでの下げはあるかもしれません。
しかし、短期的には下げるものの、下げ続けることはないのではないかと考えています。
戦線を拡大しない限り、局地戦にと止まりますので、徐々に落ち着きを取り戻すことになるでしょう。
問題は、中国です。
中国がこの機を利用して、台湾侵攻を企てるようなことがあれば、止まることがなくなります。
この場合、最も大きな影響を受けるのは、日本市場でしょう。
いや、株の世界にとどまらず、安全保障上の最大の脅威になりますので、日本存亡の危機に発展することにもなりかねません。
このような最悪のシナリオにならないように、その発端となる初動は、なんとしても回避しないといけません。
ウクライナ情勢は、決して対岸の火事ではなく、日本有事に発展する可能性の高い問題ですので、日本国は、回避に向けて全力を尽くさなければなりません。
岸田さん、頼みますよ!