本日の日本市場は、意外と上がりましたね。
小幅安で始まりましたので、先週末のNY市場の影響を受けるのかなと見ていたのですが、終わってみれば、日経平均株価が450円高と大きく上昇しました。
これは、金融所得課税を先送りしたことによる、個人投資家の買いが入ったと言われていますが、どうでしょうか。
今回の暴落相場は、海外勢が売ったことが大きく影響していますので、この海外勢の見方が変化してこないと、本格的な上昇相場にはなりにくいと思っています。
よって、まだ、不安定な相場環境が続いていく可能性が高いのですが、今週は、一区切りがありますので、ここがターニングポイントになることはあり得るかなとも思ってもいます。
そうです、14日に衆議院が解散するのです。
そして、19日公示、31日投開票と進んでいきますので、ここでの論戦がまた盛り上がりを見せれば、上昇相場再び、という展開も望めるかもしれません。
少々甘い見方かもしれませんが、可能性としてはあるかもですね。
腐っても自民党だし、対抗馬の立憲民主党は相変わらず迷走していますので、今回は、政権交代はあり得ません。
しかしながら、議席は減らすでしょね。
以前と比べて、期待感が上昇したということはないわけですので、議席を増やすことなどは不可能です。
となると、10〜20人減くらいなら、万々歳といったところでしょうか。
でも、こんな結末では、サプライズ感が全くありませんので、選挙後は、また暴落してしまう可能性が高くなります。
このようなシナリオを描くわけですが、まだまだ慌ただしい相場が続きそうです。
このシナリオで戦略を立てるとすると、選挙期間中の高値で売って、第二の暴落時に買うのが良さそうです。
今月の残り期間は、この相場感を持って、臨みたいと思います!