本日の日経平均株価は、500円超高となり、5日続伸。
一時は、25,000円に迫る勢いを見せ、絶好調だ。
米大統領選が、バイデンに落ち着きそうだということで、安心感が広がったようだが、まだ選挙内容に不明な部分が多く、トランプも諦めていないことから、実際はどうなのだろうか分からない。
このように思っているのだが、株式市場は、そうは捉えていないようだ。
というのも、今現在(21時20分頃)、先物がえらいことになっている。
日経平均先物は、670円高の25,530円。
NYダウ先物は、1,482ドル高の29,686ドル。
何が起こっているのか、分からない…。
一部では、ファイザーの新型コロナワクチンが、第3相試験で90%の有効性が証明されたことが好感されていると言われているが、どうだろうか。
確かに、コロナワクチンの有効性が確認されたとなると、ビッグニュースであり、アゲアゲ相場になることも分かる。
それを裏付けるかのように、PTSをチェックしてみると、旅行関連株が急騰している。
【PTS:21時30分現在】
AL(9201) … 20.41%高 ANA(9202) … 14.07%高 JR東海(9022)… 8.05%高 HIS(9603) … 12.13%高 エアトリ(6191)… 12.79%高 オープンドア(3926) … 14.02%高 |
やはり、この相場を見ると、ワクチンの影響だということが分かる。
また、ドル円もドル高にふれ、△1.07円の104.4円となり、これも日本株には有利となろうか。
このままいけば、今晩のNYダウは、どこまで騰がるだろうか。
30,000ドルが節目になりそうな気もするが、もうここまでくると予想不能だ。
それにしても、空売り勢は大変なことになっている。
大統領選が長期化されると、政治空白が生まれてしまうため、株は売りというのが大方の予想であった。
また、それを裏付けるように10月最終週は5日続落し、いよいよ本格的な下げ相場が始まるとの思惑から、多くの投資家は売りポジションをとったと思う。
それが、蓋を開けてみれば、11月に入り5連騰。
そこへきて、今夜の先物の大急騰だ。
完全に踏み上げ相場となっており、手仕舞うしか方法がない状態に追い込まれている。
つくづく株は怖いと思い知った次第だ。
個人的には、売りポジションはとっていないので問題ないのだが、少し間違えば致命傷を負っていた。
やはり、イベントでどちらかに賭けるというのは、ギャンブル性が高く危険だ。
しっかりと銘柄研究を行い、地道に投資を続けていくのが良いだろう。
ということで、現在はデジタル銘柄でポートフォリオを構築しているのだが、この相場は大型株主導となるのだろうか。
日経平均とともに、マザーズも爆上げを期待して、明日を迎えるとしよう。