本日の日経平均株価は、薄商いの中、▲11円と小幅安。
しかしながら、東証1部全体で見ると、6割強の銘柄が上昇しており、まずまずの相場となったようだ。
マザーズは、▲5.37とこちらも小幅安となり反落。
なかなか、上昇のきっかけを掴めないでいる。
そんななか、持株勢は、依然としてパッとしない展開が続いている。
期待のデジタル銘柄なのだが、高値から4割安に沈んだまま、なかなか浮上する兆しがない。
何故ゆえ、ここまで停滞してしまったのかと考えてみると、やはり、IPOが多すぎることが原因ではないだろうか。
初値好調のIPO銘柄が多いことから分かるように、ほとんどの資金が新規IPO銘柄に向かってしまい、他の銘柄に手が回らないのだ。
となると、今しばらくは我慢の展開が続きそうだ。
このIPOラッシュが一段落しない限り、期待できないだろう。
地合いが良いので、上場が増えるのは致し方ない。
みんな、考えることは一緒なのだ。
コロナ変異種、日本に上陸
コロナの変異種が、ついに日本に上陸してしまった。
イギリスから帰国し、東京都内に住んでいる2人から、変異した新型コロナウイルスへの感染が確認されたようだ。
速やかに鎖国しなければいけないと、言っていた矢先なのだが、あまりに早かった。
これは、強毒性を持っている可能性があるので、完全に封じ込める必要があるのだが、この対策は徹底されているのだろうか。
濃厚接触者も強制的に隔離するぐらいでないと、大変なことになってしまうかもしれない。
自主隔離なんて、甘い対策をしている場合ではないのだ。
そもそも、日本政府は、対策という対策を全く打てていない。
自粛要請をするだけで、これは、対策ではない。
結局、責任を取りたくないので、強制的なことはできないのだ。
しかし、強制力を持たないと、解決しない問題もある。
いつまでも、甘っちょろいことばかりをやっていては、問題が長引くだけで、根本的な解決には至らない。
とにもかくにも、マスクは義務化しなければいけないだろう。
義務化すれば、別に飲食を問題視する必要もなく、飲食時以外はマスクを着用するだけのことで、リスクは回避できるはずだ。
不要不急の外出を控えろとか、仕事が終わったらまっすぐ帰れとか、医師会の言いなりばかりになっていないで、本質的な政治をして欲しいものだ。
この国にリーダーはいないのか…。