明日は、春のG1戦線の最後を飾る安田記念。
今回は、アーモンドアイが史上初のG1・8勝を達成するかが注目を集めているが、G1馬が10頭も参戦するように、超豪華メンバーでのレースとなる。
アーモンドアイが、現役最強馬であるということは疑いようもないが、ヴィクトリアマイルから中3週のローテーションは、若干気になるところ。
また、比較的獲りやすいところを獲りに来ている感があるので、こういった時は足をすくわれることもある。
実際に、昨年は3着だったこともあり、波乱があってもおかしくない。
さらに、この安田記念、荒れることで有名なレースだ。
過去10年の払戻金の平均額をみてみると、かなり高額になっている。
馬連 : 8,211円 (最低額 1,470~最高額 18,730)
3連複: 40,922円 (最低額 3,690~最高額 92,530)
3連単:225,996円 (最低額 43,720~最高額 468,600)
春最後の難解なG1レース、ぜひ当てたいところだ。
春のG1戦績
今年の予想は、我ながら、なかなか冴えている。
穴馬が結構きているのだ。
◆ 大阪杯
推奨馬…クロノジェネシス(4番人気) → 2着
◆ 桜花賞
推奨馬…サンクテュエール(3番人気) → 6着
◆ 皐月賞
推奨馬…コントレイル(1番人気) → 1着
◆ 天皇賞(春)
推奨馬…ユーキャンスマイル(2番人気) → 4着
スティッフェリオ(11番人気) → 2着
※1番人気のフィエールマンを買わず、馬連5,770円を獲り逃す
◆ NHKマイルカップ
推奨馬…ラウダシオン(9番人気) → 1着
※1番人気のレシステンシアを買わず、馬連4,200円を獲り逃す
◆ ヴィクトリアマイル
推奨馬…ノームコア(5番人気) → 3着
◆ 優駿牝馬(オークス)
推奨馬…ウインマイティ(13番人気)→ 3着
※2着馬のウインマリリンを直前まで迷って買わず、3連複15,020円を獲り逃す
◆ 東京優駿(日本ダービー)
推奨馬…ヴェルトライゼンデ(10番人気) → 3着
傾向として、1番人気をあえて外して、結果、馬券を外すという、かなりもったいないことになっているので、馬券の買い方は改善が必要だ。
傾向と対策
過去10年のデータで分析してみる。
・枠順
過去10年、4枠に入った連帯馬(1~3着)は1頭のみ(3着)で、かなり分が悪い。
これは気になるデータだが、今年はこの4枠に、なんとアーモンドアイとインディチャンプが入っている。
圧倒的1番人気と昨年覇者で現在2番人気の2頭だ。
たまたま人気薄が4枠に入っていたのでは、と思うかもしれないが、1番人気が2頭、2番人気が3頭もぶっ飛んでいる。
偶然といってしまえばそれまでだが、少し気に留めたいデータだ。
ちなみに、その他の枠は、内外ともに、有利不利はないようだ。
・人気順
1番人気は、1着:3頭、2着:1頭、3着:2頭と、連帯率6割とまずまず健闘している。
ここで気になるのは、やはり人気薄馬だ。
6番人気以下の馬は、1着:5頭、2着:3頭、3着:5頭と、かなり高確率で連帯している。
このデータを見る限り、6番人気以下の馬を1頭絡ませた方が、良いように思う。
・前走実績
前走1着馬の成績が、1着:4頭、2着:2頭、3着:3頭と、比較的良いようだ。
今回でいえば、該当馬は5頭だ。
しかし、前走が6着以下の馬でも、6頭連帯しており、巻き返しは可能だ。
・再現性
同じ馬が活躍するのが多いのも特徴かもしれない。
アエロリット(2着→2着)、ロゴタイプ(1着→2着)、モーリス(1着→2着)
グランプリボス(2着→2着)、ストロングリターン(2着→1着)
スマイルジャック(3着→3着)
今回の該当馬は、インディチャンプとアーモンドアイだ。
・マイル適正
マイル戦は、昔からマイル適正が重要だ。
アーモンドアイ … 4-0-1-0(連帯率100%)
アドマイヤマーズ … 6-0-0-1(連帯率86%)
連帯のない馬は、スワーヴリチャードのような名馬でないと厳しい。
対象馬 … ミスターメロディ、セイウンコウセイ、ダノンスマッシュ
今回の推奨馬
4枠の呪縛はあるものの、アーモンドアイとインディチャンプが中心とした展開となるであろう。
あとは、マイル適正の高い、アドマイヤマーズあたりか。
でも、荒れるレースなのがこの安田記念。
穴馬党としても、一発狙いたいところ。
そこで、期待したいのが、ペルシアンナイトだ。
正直なところ、左回りは走らないので、難しい面は確かにある。
それでも選んだ理由としては、こんな感じ。
・マイルG1を勝っており、近走も崩れていない ・鞍上の田辺騎手が勝負強い(ロゴタイプなど過去3度人気薄で連帯) ・最も連帯の多い唯一の6歳馬 |
はたして、運命はいかに。