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安田記念の攻略法

投稿日:2020年6月6日 更新日:

 

明日は、春のG1戦線の最後を飾る安田記念

今回は、アーモンドアイが史上初のG1・8勝を達成するかが注目を集めているが、G1馬が10頭も参戦するように、超豪華メンバーでのレースとなる。

 

アーモンドアイが、現役最強馬であるということは疑いようもないが、ヴィクトリアマイルから中3週のローテーションは、若干気になるところ。

また、比較的獲りやすいところを獲りに来ている感があるので、こういった時は足をすくわれることもある。

実際に、昨年は3着だったこともあり、波乱があってもおかしくない。

 

さらに、この安田記念、荒れることで有名なレースだ。

過去10年の払戻金の平均額をみてみると、かなり高額になっている。

馬連  :    8,211円 (最低額 1,470~最高額 18,730)
3連複:  40,922円 (最低額 3,690~最高額 92,530)
3連単:225,996円 (最低額 43,720~最高額 468,600)

春最後の難解なG1レース、ぜひ当てたいところだ。

 

春のG1戦績

 

今年の予想は、我ながら、なかなか冴えている。

穴馬が結構きているのだ。

 

大阪杯

 推奨馬…クロノジェネシス(4番人気) → 2着

桜花賞

 推奨馬…サンクテュエール(3番人気) → 6着

皐月賞

 推奨馬…コントレイル(1番人気) → 1着

天皇賞(春)

 推奨馬…ユーキャンスマイル(2番人気)  → 4着
     スティッフェリオ(11番人気) → 2着
 ※1番人気のフィエールマンを買わず、馬連5,770円を獲り逃す

◆ NHKマイルカップ

 推奨馬…ラウダシオン(9番人気) → 1着
 ※1番人気のレシステンシアを買わず、馬連4,200円を獲り逃す

ヴィクトリアマイル

 推奨馬…ノームコア(5番人気) → 3着

優駿牝馬(オークス)

 推奨馬…ウインマイティ(13番人気)→ 3着
    ※
2着馬のウインマリリンを直前まで迷って買わず、3連複15,020円を獲り逃す

東京優駿(日本ダービー)

 推奨馬…ヴェルトライゼンデ(10番人気) → 3着

 

傾向として、1番人気をあえて外して、結果、馬券を外すという、かなりもったいないことになっているので、馬券の買い方は改善が必要だ。

 

傾向と対策 

 

過去10年のデータで分析してみる。

 

・枠順

過去10年、4枠に入った連帯馬(1~3着)は1頭のみ(3着)で、かなり分が悪い。

これは気になるデータだが、今年はこの4枠に、なんとアーモンドアイとインディチャンプが入っている。

圧倒的1番人気と昨年覇者で現在2番人気の2頭だ。

たまたま人気薄が4枠に入っていたのでは、と思うかもしれないが、1番人気が2頭2番人気が3頭もぶっ飛んでいる。

偶然といってしまえばそれまでだが、少し気に留めたいデータだ。

ちなみに、その他の枠は、内外ともに、有利不利はないようだ。

 

・人気順

1番人気は、1着:3頭2着:1頭3着:2頭と、連帯率6割とまずまず健闘している。

ここで気になるのは、やはり人気薄馬だ。

6番人気以下の馬は、1着:5頭2着:3頭3着:5頭と、かなり高確率で連帯している。

このデータを見る限り、6番人気以下の馬を1頭絡ませた方が、良いように思う。

 

・前走実績

前走1着馬の成績が、1着:4頭2着:2頭3着:3頭と、比較的良いようだ。

今回でいえば、該当馬は5頭だ。

しかし、前走が6着以下の馬でも、6頭連帯しており、巻き返しは可能だ。

 

・再現性

同じ馬が活躍するのが多いのも特徴かもしれない。

アエロリット(2着→2着)、ロゴタイプ(1着→2着)、モーリス(1着→2着)
グランプリボス(2着→2着)、ストロングリターン(2着→1着)
スマイルジャック(3着→3着)

今回の該当馬は、インディチャンプアーモンドアイだ。

 

・マイル適正

マイル戦は、昔からマイル適正が重要だ。

アーモンドアイ  … 4-0-1-0(連帯率100%)
アドマイヤマーズ … 6-0-0-1(連帯率86%)

連帯のない馬は、スワーヴリチャードのような名馬でないと厳しい。
対象馬 … ミスターメロディ、セイウンコウセイ、ダノンスマッシュ

 

今回の推奨馬

 

4枠の呪縛はあるものの、アーモンドアイとインディチャンプが中心とした展開となるであろう。

あとは、マイル適正の高い、アドマイヤマーズあたりか。

でも、荒れるレースなのがこの安田記念。

穴馬党としても、一発狙いたいところ。

 

そこで、期待したいのが、ペルシアンナイトだ。

正直なところ、左回りは走らないので、難しい面は確かにある。

それでも選んだ理由としては、こんな感じ。

・マイルG1を勝っており、近走も崩れていない
・鞍上の田辺騎手が勝負強い(ロゴタイプなど過去3度人気薄で連帯)  
・最も連帯の多い唯一の6歳馬

 

はたして、運命はいかに。

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