本日の日本市場は、一転して全面安の展開。
特にグロース株の下げがひどく、一進一退の状態が続いています。
なかなか、相場が落ち着きませんね。
今日の下げの原因も、米国の金融引き締め警戒などと言われていますので、なんてことはありません。
金融引き締めなど、既に周知の事実ですので、今更こんな理由をつけられても、なんともなりません。
結局は、下落基調なのだということなのでしょう。
世界市場を見渡してみますと、ASEANは、強弱まちまち、欧州は下落している状況です。
このような中、特筆すべきは、ロシア市場の強さです。
ここのところ、一貫して上昇を続けており、2月末の安値から、はや2倍強になっています。
通貨も強い展開を見せており、ホントよく分かりません。
ウクライナ情勢は、ロシアが不利と報道されていますが、市場を見る限りでは、全く様相が異なります。
やはり、資源を持つ国は強いということなのでしょうか。
原油2位、天然ガス1位の国です。
しかも、原油は良質と言われていますので、他国は買いますよね普通。
西側諸国にしても、口では禁輸と言いながら、まだ買い続けていますからね。
この現金収入が入り続けているわけですから、国力は弱まることはありません。
こう考えますと、資源を持たない日本は、弱いですよね。
一旦、事が起これば、瞬く間に、破綻してしまいかねません。
資源もない、食糧もないでは、国は簡単に滅んでしまいます。
いつまで、御伽噺の世界に、居続けられるでしょうか。
夢幻であることに、早く気づかなければなりませんが、まあ無理でしょうね…。