THOUGHT

カーボンニュートラルで、日本経済は衰退する!

投稿日:

 

 

本日、予定通りと言いますか、25日からの緊急事態宣言発令が決定されました。

東京は、令和のアルカポネとなった小池知事による、滅茶苦茶な対策が為されそうで、暴動が起こらないか心配になります。

 

日本においては、コロナによる死亡者は大した数ではありませんが、この緊急事態宣言の影響による死亡者の方が増えそうで、まさに政治の失敗の典型になりそうで、恐ろしくもあります。

病院の受け入れを増やすことに注力せずに、医師会の言いなりになって、愚かな対策をするという暴挙。

 

日本はこの先、どうなってしまうのでしょうか…。

 

 

そして、経済を痛めるもう一つの失策が、脱炭素の問題です。

政府は、2050年のカーボンニュートラルに向け、温室効果ガス排出量を30年度までに13年度比で46%削減する目標を設定してしまいました。

 

世界の潮流といえども、うまく載せられてしまった感があります。

どのように削減するのか、具体策がない中、コストアップ要因でしかありません。

 

 

そもそも、二酸化炭素と温暖化(異常気象)に、科学的根拠がない中、これが実現されたとしても、効果があるか不明なことがまずもって問題です。

 

そして、これをさておいたとしても、日本の二酸化炭素排出は、世界の僅か4%でしかあリません。

よって、血の滲むような対策をしたとしても、世界全体で見た効果はほとんどないということになります。

 

 

いや、でも、米国もコミットしているから、追従するしかないでしょ、という意見もあるかと思います。

しかし、いかにバイデン大統領が態度を表明したところで、最終的には、議会で承認されないと意味がありません。

 

石油産出国である米国にとって、国益に反することが議会で承認されるはずもなく、恐らくは否決されることになるでしょう。

そうなると、日本は、完全に梯子を外されることになってしまうのです。

 

 

あと、最大の問題点は、中国です。

根本的には、中国が世界の二酸化炭素の1/4を排出していますので、ここの対策なくして、問題は解決しません。

 

いやいや、でも、中国もコミットしていますよね、といわれるでしょう。

 

しかし、この国のいうことを、本当に信用できますか?ということです。

本当に、対策をすると思いますか?

 

 

そして、何よりも、中国のカーボンフリーは、2060年の達成目標になっています。

世界の国々が、2050年に設定しているのに、なぜ中国だけ10年も遅い設定になっているのでしょうか。

 

これを見ても、中国は、やる気がないことが分かるというものです。

世界各国が、脱炭素対策で四苦八苦して、経済が低迷するのを横目に、中国は二酸化炭素を排出しまくり、安い電力でもって安い製品をつくり、経済覇権を握る目算なのは、火を見るよりも明らかなのです。

 

いやはや、本当に、日本はどうなってしまうのでしょうか??

本当に、本当に、心配でなりません…。

 

 

-THOUGHT
-, , ,

執筆者:


comment

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

関連記事

聖域なき規制改革で、日本の膿を全部吐き出そう!

  池袋暴走事故の初公判が、昨日、東京地裁で行われた。 そこで、飯塚被告は、「アクセルペダルを踏み続けたことはないと記憶しており、車に何らかの異常が起きたと思う」と、起訴内容を否認した。   そういう …

投資はエンターテインメント、楽しんだもの勝ちの世界だ!

  野村証券は、来年度入社の新入社員を、コールセンターに配属するらしい。 コロナ禍で対面営業が難しくなるので、顧客との接点がとりやすいコールセンターに配属して営業をするとか。   コロナ禍でどの業界も …

【日本の成長戦略】 人と企業の成長のため、一刻も早い賃上げを!

    GW真っ只中ですが、明日からの相場のことが心配です。 景気後退からの株安懸念が、ずっと燻っていたので、ついにこれが顕在化するのではないかとの恐怖に押し潰されそうです。   そもそも、今年に入っ …

スマホ料金引き下げは、茶番劇だ!

  政府による携帯電話料金の値下げ要求にたいして、携帯電話大手が少しずつ動き出しているようだ。 月々の生活費に占めるスマホ代の割合は、各家庭においては決して少ないものではないと思うので、思い切った値下 …

トランプ大統領が「turn over」する!

  トランプショーの幕開けだ。 コロナウイルスに感染したトランプ大統領は、4日、車で一時外出し、集まった支持者に手を振るパフォーマンスを行った。   感染したこと自体がフェイクニュースだとの観測もある …


eikawa

ストレスフリーの暮らしを追求するeikawaです。
それを実現するための経済的施策、物事の考え方、心身の健康、そして旅行などの趣味を綴っていきます。
現在は、株式投資に全力で取り組み、2021年内のアーリーリタイアを目指しています。
また、元ハウスメーカー社長ならではの住宅に関する視点や、ファイナンシャルプランナー(CFP)としての知識-経験を踏まえた内容をお届けします!

プロフィール詳細 >

カテゴリー