本日の日本マーケットは、大方の予想に反し、続落してしまいました。
先週末のNY市場が急騰しましたので、流石に今日はその恩恵を被るだろうと、たかを括っていたのですが、その勢は寄り付きのみで終了し、その後はダダ下がりとなりました。
恒大集団問題があるとはいえ、ここまで弱いとなると、もはや、新政権には絶望しかないですね。
どんなプラス材料も支援にならないとなると、もうこのまま、下がり続けるのではないかとの恐怖感すらあります。
ポートフォリオについても、寄り付きでは全面高となり、今日は100万円以上の勝ちとなるかとワクワクしていたのですが、真逆となってしまい残念でなりません。
主戦の「エアトリ」についても、寄り付きから年初来高値を更新し、どこまで上がるのかと思えるほど絶好調な展開だったのですが、こちらも、全体の負の流れに逆らえず、終値は2%を超える下落となってしまいました。
完全に、当てが外れた格好です。
いやあ、こうなってしまいますと、本当に底無し沼なのかもしれませんね。
増税路線は当然に嫌気されますし、まさに財務省主導内閣となってしまっていますので、マーケット的には、到底受け入れることが出来ないでしょう。
また、海外勢も、売り一色になってしまうかもしれません。
この激動期に、こんなに当たり障りのない人が首相になり、閣僚も地味ということになりますと、日本は大丈夫なのかと不安視されてしまいます。
海外勢も売り、国内勢も売りとなりますと、一体、誰が買い方になるのでしょうか。
本当に不安しかありません。
では、いつまで超弱気な相場が続くのか、ということですが、短期的な節目は、衆議院選挙の開票日になるでしょう。
これが今月末になりますので、まだ、しばらくは下落相場が続くということになります。
問題は、選挙の結果でどうなるかとなるのですが、これがまた悩ましいのです。
自民党が勝利すれば良いかとなると、これもまた一概にそうとは限りません。
勝利によって増税路線が本格化する恐れもあるため、マイナス評価になってしまうかもしれません。
では、負けるのが良いかといえば、これもやはりダメですよね。
立憲民主党などが政権を取るようなことがあれば、日経平均株価は2万円割れしてしまうかもしれません。
完全に、八方塞がり状態に追い込まれてしまっています。
どんなシナリオでも下落するシミュレーションしか描けないとなると、売り方にまわるしかないということになります。
これもなかなか勇気がいることになりますが、真剣に考えないといけないですね。
判断が遅れれば遅れるほど、損失を拡大させる可能性もありますので、早急に見通しを固めたいと思います!