仮想通貨が、暴落していますね。
個人的には、投資対象としては見ていないのですが、株主優待でもらいましたので、昨年から超少額でスタートしています。
一時は、10倍以上も上昇し、これはどこまで行くのかと、興味本位のまま期待していたのですが、そこから1/4程度に暴落してしまいましたので、完全に関心が薄れてしまっています。
これも、元手ゼロで、超少額であるから安閑としていられるのですが、ここで勝負している人は、なかなかしんどい状況に陥っていると察せられます。
とはいえ、これも、株と同じように、いつ買ったかによって状況は異なります。
一年前と比べれば、倍以上になっていますので、それ以前に買っていれば儲かっていることになります。
しかし、これも、そんなに単純な話ではありません。
数年前から持ち続けていれば、かなりの財産を築いていることになるのですが、そんな人は少数派でしょう。
なぜなら、そんなに長く持ち続けることは、実質的に、不可能だからです。
10倍以上も上昇するなんて、予期できないことですし、仮に目標としていたとしても、上がり方は一辺倒ではなく、途中で上げ下げを繰り返していますので、下げの局面で、耐えきれずに利確する人が多いと思います。
そして、多少の利益が得られたことが成功体験となってしまうと、また勝負したくなってきますので、今度は、多額の資金を投入しがちになります。
それでも、運よく上がれば良いのですが、こうした時は、大概にして、下がるものです。
それが、運悪く、最高値で仕掛けてしまうことも多々あるわけでして、そうなると、大きな損失を被ってしまうことになります。
さらに、この勝負に、レバレッジを賭けてしまっていると、即退場となる致命傷を負うことになりますので、経験が浅い人は注意が必要です。
こうして見てみると、これは何も仮想通貨に限った話ではなく、当然に、株にも当てはまります。
運よく、ビギナーズラックで少額を稼ぐと、途端に気が大きくなり、大きな勝負がしたくなります。
誰もが一度は痛い目に遭いますので、復活できるレベルでの痛手であれば問題なく、むしろ正常のことであるのですが、やはり、レバレッジを賭けると即退場となってしまいます。
やはり、経験が浅いうちは、レバレッジを賭けることは、厳に謹んだ方が良いでしょう。
レバレッジは、資産を大きく伸ばすために、時として必要な手段ではありますが、これは、経験と積んでからにすべきです。
ストップロスなど、保険をかけながら取引することを学んでから、ということになるかと思います。
ちなみに、私は、投資歴20年ですが、まだレバレッジは賭けたことがありません。
しかし、本当にこれが勝負、という局面では、仕掛けることは躊躇しないつもりでいます。