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中間管理職の9割は必要ない【管理職を廃止して生産性を高めよう】

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日本企業の生産性が低いのは、なぜだろうか。

それは、時代遅れの「縦割り組織」が大きな原因となっているのではないだろうか。

 

なかでも、問題なのは中間管理職の存在。

自分では何も仕事をしないくせに、部下の仕事の足を引っ張る人がいかに多いことか。

これは、もう害悪でしかない。

 

能力がないのであれば、ただ黙って部下を見守っていればよいものを、上司へのアピールなのか、やたら無駄な指示を飛ばしてくる人がいる。

この場合、口頭ではなく、メールで、上司をあえてccに入れて送ってくるので、完全に上司への「仕事してます」アピール以外のなにものでもない。

 

困るのは部下だ。

くだらない指示を出され、それに対応するために時間を割かなければならないので、完全に時間のロスになる。

これでは、生産性が上がるわけがない。

 

モチベーションが維持できない

 

問題なのは、時間のロスだけではない。

こんなことが続くと、完全に嫌気がさしてくる。

 

せっかく、やる気をだして取り組んでいても、くだらない横やりが入り、モチベーションが、ダダ下がりとなる。

モチベーションが下がれば、もうよい仕事はできないだろう。

 

この気持ちの面の方が、問題は深刻だ。

やる気がなくなるのも、一時的なものでなく、恒常的になってしまうこともある。

 

病気になってしまうこともあるだろうし、仕事を辞めるケースもでてくるだろう。

そうなると、働き手にとっても、会社にとっても、どちらも損失でしかない。

 

中間管理職は絶滅すべし

 

こうなると、中間管理職などもう要らないということになるのだが、実は本当に要らないというのが私の結論だ。

縦割り組織をぶっ壊し、全てフラットにしてしまえば、中間管理職など必要なくなる。

 

しょせん、どの組織だろうと、20対80の原則が成り立つので、実際に成果を出して働いているのは、全体の2割だ。

残りの8割は、仕事をしているふりをして、ただ遊んでいるだけだ。

 

であるならば、縦割りだとうろ、フラットだろうと、アウトプット量に差はない。

いや、フラットだと中間管理職が必要なくなるので、その分は生産性が上がるだろう。

 

ここは、思い切って、管理職など廃止してしまった方がよいのだ。

 

生き残りをかけるには

 

このままでは、中間管理職に未来はない。

生き残りをかけて、何をすべきかというと、それは部下をやる気にさせる存在に生まれ変わるしか道はない。

 

部下が、働きやすい環境をつくる。

部下が動きやすいようにサポートする。

部下の仕事がうまくいくように、社内を調整する。

 

どうだろう、世の管理職のみなさん、できますか?

 

ふんぞり返って、支離滅裂な指示だけを飛ばしている時代は、もう終わったのだ。

部下に愛想をつかされた管理職は、用済みとなる時代なのだ。

 

いつまでも、あると思うな、親と地位。

いますぐ、行動を改めましょう。

 

 

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