Twitter上でも、株価下落で窮地に陥っている人の投稿が、増加してきています。
まだ、下落途中ではあるものの、もうしばらくの辛抱だと励ましていますが、信用買いをしている場合は、喫緊の対処が必要になりますので、なかなか厳しいものがあります。
言わずもがなですが、信用取引は、レバレッジを利かすことにより、ハマれば大きな利益を得ることができます。
当然ですが、その反面、外すと大きな損害を被ることになり、下手をすると致命傷になってしまいます。
株投資の退場者は、圧倒的にこの信用取引での失敗でありますので、まだ経験が浅い方は、現に慎まれた方が良いかと思います。
でも、現物取引だけでは、資金が少ないと、例えうまくいったとしても、効果が乏しいことは分かります。
そのため、どうしても、信用で勝負したい人は、リスク管理をいかに徹底するかが重要になります。
では、そのリスク管理は何かと言いますと、それは、「ナンピン買い」を絶対にしないということです。
ナンピン買いは、取得平均単価を押し下げますので、上昇時に大きな利益を生み出すことができます。
ただし、上昇することなく、そのままズルズルと下落し続けることも多々ありますので、そうなると、雪だるま式に損失が拡大していくことになってしまいます。
現物取引であれば、そのままガチホして時を待つこともできますが、信用ですとそうはいきません。
早晩、追証が発生し、資金ショートすると破綻する運命が待っています。
このような事態を避けるために、信用取引をする場合は、ナンピン買いは現に慎み、上昇すれば買うというスタイルに徹することが必要になります。
これに徹していれば、退場するリスクは確実に大きく下がります。
このように書くと、なんだ簡単じゃんと思えてしまいますが、難しいのは、株価が上がるか下がるかは神のみぞ知るということです。
例え、何かの材料があったり、理論などで判断したとしても、そのように行く確率は、インサイダーでもない限り100%ではありませんので。
となりますと、株価が下がってしまうと、信用取引では打つ手がなくなってしまうということが難点です。
ですので、一般的には、信用取引はお勧めできないということになります。
このように、一般論で言えばそうなりますが、リスク管理だけでは大きな利益を生まない、すなわち大金をゲットできないというのも事実です。
渾身一滴の一発勝負をする、というのであれば、それはそれで立派な戦術だと思いますし、株の醍醐味でもあります。
「ワンショットで決める」、時にはそんな勝負もしてみたいとも思っています。
今のところ、なかなかそんな勇気が湧いてきませんので、現物取引のナンピン買いを多投しています。
(先週のナンピン買い)
今週も、引き続き、ナンピン戦略を継続したいと思います!