昨日のNY市場は、なんとかんとか上昇しました。
朝方は軟調だったものの、高値引けしてくれたことは、来週に向けて少しは期待が持てるでしょうか。
しかしながら、本格反騰とはなかなかいかないでしょう。
ここまで下がってしまいますと、弱気相場入りしたと見ないといけませんので、それに対応した投資戦略が必要になります。
このような投資環境だと仮定すると、上がっては下がり、下がっては上がるというレンジ相場となる可能性が高いのではないかと考えています。
日経平均株価は、25,000円〜27,000円前後。
マザーズは、650〜800ポイント前後。
難しい舵取りが続きますので、無謀な勝負は控えたほうが良いかもしれません。
それでも、企業業績は好調です。
S&P500の7割超が、市場予想を上回る売上高を叩き出していますし、日本企業も好調を持続しています。
企業業績が好調であれば、下押し懸念は薄まりますので、株価の下支えになってくれるでしょう。
しかし、一方で、今期の業績は、20年度に落ち込んだ反動も込みであることは間違いありません。
つまりは、20年度と21年度業績を足して2で割ったものが、実力値とも言えます。
となりますと、22年度の業績が、正念場になってきます。
この業績予想が出るのが、5月頃ですので、この辺りがターニングポイントになってくるでしょう。
そして、恐らくは、各社、慎重な業績予想を出してくるのではないかと思われます。
となると、失望売りとなり、一気に崩れるかもしれません。
近年稀に見る、最悪のセルインメイ相場となるかもですね。
なかなか明るい材料が少ない環境にありますが、それだけに、有望な個別株の探索が必要になります。
勝ち馬に乗れるよう、頑張りましょう!