本日の日本市場は、全面安の展開。
まあ、これは予期したことではありますが、マザーズの下げが少々キツくなっています。
日経平均株価が、マイナス0.36%と小幅な下げに留まったのに対して、マザーズは、3.8%もの下げです。
これで、指数は1,008ポイントとなり、1,000割れが現実味を帯びてきました。
マザーズが1,000ポイント割れとなると、8月18日以来と4か月ぶりの安値となります。
ここまで来ますと、少々下げ過ぎのような感じがしますので、そろそろ反発しても良いように思えてきます。
今週末がMSQですので、そこまでは手控える人も多いかと思います。
しかしながら、そこまで待っていると、みなと同じ動きになってしまいますので、あまり面白くありません。
利益を得るには、人に先んじなければなりませんので、リスクを承知で、果敢に動くことも重要です。
そして、その時は、もうすぐそこに来ているように感じます。
相場の格言は、いろいろありすが、あまりこれにこだわり過ぎると、身動きが取れなくなります。
たとえば、「もうはまだなり、まだはもうなり」というものがあります。
この格言通りに動こうとしますと、買いに向かおうとしている今の状況は、「もうはまだなり」ということになり、動けません。
しかし一方で、まだ買いの局面ではないと考えているとすると、「まだはもうなり」ということになり、今が買い時ということになります。
つまりは、全く身動きが取れなくなってしまいます。
ただ、むやみに動いてもいけません。
この格言の言わんとすることは、軽挙妄動は慎むべしということであり、十分に時を待った後であれば、後は勇気を出して、前進していけば良いのです。
マザーズ銘柄を見てみますと、かなり割安と思える銘柄が増えてきていますので、もうそろそろでしょう。
全体を見渡しながら、今週、その時を待ちたいと思います。