菅官房長官が、本日、自民党総裁への出馬を正式に表明した。
「安倍総裁が全身全霊をかけて進めてこられた取り組みをしっかり継承し、さらに前に進めるために、私の持てる力を全て尽くす覚悟だ」とのことで、まずは一安心だ。
今やられると困るのが、財政再建の名のもとの緊縮財政だ。
財務省の思惑通りになってしまうと、景気は更に失速してしまう。
消費税増税とコロナにより景気は萎んでしまっているので、少なくとも金融緩和を継続しなければ立ち行かない。
可能であれば、消費税減税が望ましいと思うのだが、そこまでは難しいだろうから、せめて現状路線の継続はせねばならない。
この会見でも、相変わらずメディアの次元の低さが際立っていた。
菅さんは、軽々とかわしていたので、頼もしい限りだが、これが今後ずっと続くと思うと気の毒になる。
今回の安倍総理辞任への、オールドメディアの相変わらずの政権批判には、目を覆いたくなるばかりだ。
「数の力で押し切り横暴だ」との論調が目立つが、そもそも、議論をして多数決で決めるのが議会制民主主義の基本だ。
数の力で決めないのであれば、どうやって決めるのだろうか。
選挙で国民の信託を受けた数の力で決めることに、どんな問題があるのか、全く理解に苦しむばかりだ。
もういい加減、このような蒙昧無知な議論は止めにしませんか。
マザーズ絶好調
そんな情けないメディアをよそに、マーケットは素直に堅調さを見せている。
特に新興市場は好調で、マザーズ指数は3日続伸し、連日で終値ベースの年初来高値を更新し、2018年5月以来の高値水準を付けた。
特筆すべきは売買代金で、概算で3637.58億円と、2005年12月8日以来およそ14年9カ月ぶりの大きさと気を吐いている。
連日お伝えしているように、今はアベノミクス初期の頃のように、絶好の投資環境にあり、なかでもデジタル銘柄が熱い。
個人投資家として、一財産を築こうとしている人は、この好機を逃してはなるまい。
ちなみに、本日の売買代金上位では、インタファクトリ(4057)やニューラル(4056)といった直近IPO銘柄が買われ、サンアスタリスク(4053)は連日のストップ高。
また、ビープラッツ(4381)がストップ高水準まで買われ、ゲーム関連のバンクオブイノベ(4393)もサンアスタリスク同様に連日でストップ高を付けている。
保有主力銘柄のサンアスタリスクも絶好調でなによりだ。
このまま上げ潮でいってもらいたいものだ。