昨日のNY市場は、雇用者数の増加幅などが市場予想を上回ったことが好感されるなど、NYダウは最高値を更新しました。
米国は、これで何度、最高値を更新したことでしょう。
日本との違いが鮮明となっており、改めて、国力の違いを痛感しているところです。
この国力衰退の責任は、多くは政治力に起因しています。
自国の産業をどう発展させていくかの方策が、全く見られません。
直近では、中国や欧州に乗せられて、自動車のEV化を推進している始末です。
自国の主力産業である自動車業界にとって、不利なことを推進するとは、何事でしょうか。
日本車ほどエコな車は、世界に存在しないのに関わらす、それをPRすることをせず、外国に有利なものを押し進めるとは、気が狂っているとしかいいようがありません。
しかも、テスラ車の購入に、補助金を出しているのですよ。
私たちの税金がです。
こんなことをしていては、日本で産業が発展するはずもなく、当然に、株価も上がりようがありません。
諸外国の投資家から見ても、何やってんだと、評価されるはずがありませんよね。
日本が好きだし、日本企業を応援したいのは山々なのですが、今後、日本株の運用で良いのか、考える必要がありそうです。
そんな中、正しい選択がされたケースもあります。
COP26で合意した石炭火力廃止の声明に、日本が参加しなかったことです。
萩生田経産相は「単一の完璧なエネルギー源がない現状では、多様なエネルギー源をバランスよく活用することが重要。そのため日本は声明に賛同していない」と語っており、英断と言えます。
個人的には、このCOP26自体が、茶番だと思ってるのですが、大きな目標設定については、世界の潮流もありますので、適当にあしらっておくとして、このような具体的な方針に対しては、毅然とした態度で表明することが必要です。
このようなことが出来るのが、真の政治家であると思っています。
やはり、萩生田大臣は、本物ですね。
ぜひとも、日本を正しい方向に導いていってほしいと思います。