本日の日経平均株価は、93.8円安と続落した。
一時は、250円を超えるマイナスとなっていたが、引けにかけて押し返した形だ。
一方、日経平均は下げたが、TOPIXは5.76ポイント高と反発しており、日本株の堅調さは依然続いている。
日経平均は、特定銘柄の影響を大きく受ける傾向にあり、今日の場合は、ファーストリテーリングの下げの影響を受けたと思われる。
注目のマザーズは、4.04ポイント高と、小幅ながら続伸してくれた。
75日線を巡る攻防戦は一進一退の様相を呈しているが、何とか、大きく跳ね返してもらいたい。
利益確定売りの謎
さて、株価が下がると、その理由として「利益確定売りが出た」との表現が目立つ。
この表現を見るたびに、こっちは損してるのに、みんな得しているのだなあと、げんなりした気分になる。
しかし、これ、本当にみんな利益を出しているのだろうか。
相場が下がるほど利益確定売りが行われているとなると、株で儲けている人が多いことになるのだが、そもそも、株で勝っている人は1割程度とも言われており、大きく矛盾する。
こう考えると、恐らくこれは、相場が荒れることがないようにする建前トークだと思われる。
実際は、利益確定売りではなく、損切りしている方が多いのだろう。
まあ、みんなそれ程大したことはなく、どっこいどっこいなのだと思う。
ということなので、今後はこのような表現に惑わされることなく、泰然自若としていよう。
それはそれとして、持ち株は、下げに下げてくれた。
Chatworkにしろ、エーアイにしろ、よくもまあここまで下げてくれたものだ。
流石に、ここまで下がると、なかなか急上昇とはいかないだろうが、エーアイは、本日の株式新聞にも取り上げられているように、「AI Talk」の拡販が期待されるので、大いに希望を持っている。
ここは、買い増しのチャンスなので、積極的に攻めていきたいのだが、なにせタネ銭が尽きており、身動きが取れないのだ残念だ。
ここは、じっと我慢して、また日が昇るのを待つとしよう。