今日も朝から暑くなっています。
昨日までの猛暑から比べますと、若干は気温も下がっていますが、それでも暑いことには変わりありません。
引き続き、熱中症には最大限注意して、無理な節電はしないよう心掛けていきたいものです。
来週からは、久々の恵みの雨となるようですが、今年は梅雨がほぼありませんでしたので、水不足が心配になります。
エネルギー不足、水不足では、基本的生活が成り立ちませんからね。
そして、このエネルギーの面で、さらなる窮地に陥りそうになっています。
ロシアが、サハリン2の日本権益を剥奪する姿勢を見せています。
日本政府が、欧米先進国に乗せられて、ロシアを非難していますので、このような対抗措置も当然の成行なのかもしれません。
日本人は忘れてしまっているかもしれませんが、エネルギーは安全保障上の最大の問題ですので、国と国の争いになると、このカードは切られることになるのです。
サハリン2を失いますと、日本の天然ガスの10%が失われますので、これをどう代替していくのか、していけるのかが問題です。
世界的に、天然ガスは争奪戦になっていますので、代替先を見つけるのは相当厳しいと思われます。
そうなりますと、日本国として、どうエネルギーを確保していくのかを、決断しなくてはいけません。
エネルギーがないわけですから、原発は嫌だ、石炭は嫌だと、言っている場合ではないのです。
嫌だという人は、解決先を持っているのでしょうかね。
まさか、電気のない生活をすれば良いなどとは言わないですよね。
もうすでに、他国は、エネルギー政策を転換しています。
欧州しかり、米国しかりで、脱炭素は建前になっています。
日本は、馬鹿正直に脱炭素一直線で、エネルギーが不足する方へどんどん舵を切っています。
日本国もそうですが、多くの企業もそれに追随して、脱炭素を推進している始末です。
一度決めたことは、どんな愚策でも愚直に進めるというのは、日本の国民性なんでしょうかね。
来週はいよいよ参議院選挙です。
エネルギー問題は、最大の争点になるはずなのですが、有意義な論戦となっているでしょうか。
少なくとも、自民党には、それを解決する気はないように思います。
どこの政党が、この問題を真剣に考えているのか、しっかりと見極める必要があります。
今回のサハリン2の危機においても、岸田首相は、成り行きを注視すると言っているだけですから、もう何ともなりません。
いつまでも検討しているだけでしょうから、問題解決能力ゼロです。
こんな人が首相なんて、あり得ませんよ普通は。
選挙が終わってしまってからでは、もう手遅れになりますので、この選挙で、しっかりとNoを突きつけないといけません。
そうでないと、地獄を見ることになるでしょう。
いや、大袈裟でなく、ホントにそうなってしまいますよ。