本日の日経平均株価は、なんと5連騰となり、また一歩、3万円に近づいた。
N Yが崩れなければ、今週中には達成することになるだろう。
一方で、マザーズは、残念ながら5連騰とはならず反落してしまったが、軽い押し目とも言える内容なので、こちらも復調途上にあると言えるだろう。
今晩のナスダックは、ぜひ穏やかな展開になって欲しいと願うばかりだ。
さて、本日の好調だった銘柄は、なんと言っても楽天だろう。
久々にストップ高を演じ、24%上昇の300円高となった。
この原因は、もうご存知の通り、日本郵政を始めとした企業群から出資を受けることになったからだ。
資本業務提携が評価された形となったが、発行済み株式数は14.8%増加することになるので、通常であれば、ここは売られる展開になっていてもおかしくない。
相手が日本郵政やウォルマートであることが、事業の拡大期待に繋がったことになるが、果たしてうまくいくのだろうか。
資金の使用用途は、携帯電話事業のインフラ整備に充てられることになり、結局は、こちらの事業がどうなるかに存亡がかかっている。
後発参入者が、果敢に携帯電話事業者に挑戦する姿勢には、敬意を表したいが、ことはそれほど簡単ではないだろう。
とにかく初期投資に金がかかり、宣伝にも金がかかるなど、事業が軌道に乗るまでは相当時間がかかると思われるので、そこまで体力が保つかが焦点となる。
こう考えると、あまりポジティブには考えにくいのだが、果たしてこの株価上昇がどこまで続くのか、見ものと言えよう。
エアトリが上方修正
本日の保有株の動向は、マザーズの下落の影響もあり、下落する銘柄もあったが、エアトリとKaizen Platformが上昇してくれたおかげで、トータルでは8万円程のプラスとなった。
そして、さらに明日に期待が持てるのが、エアトリだ。
引け後に、業績修正を発表し、21年9月期の連結税引き前損益を、従来予想の3.8億円の黒字から9.4億円の黒字に2.4倍上方修正した。
これで、1月の修正に加え、短期間で2回目の上方修正となり、業績の好調さが示されたことになる。
それにしても、本業の航空券事業が、このコロナ禍の緊急事態宣言で絶不調にある中、よくここまで業績を向上させることができたと言えよう。
前期に膿を吐き出し身軽になったとはいえ、経営陣の経営手腕は、相当なものだと感心する。
そして、来週には緊急事態宣言も予定通り解除されると見込まれるので、ここから旅行重要が増加していけば、更なる上方修正も期待できるだろう。
政府には、早速、GoToトラベルキャンペーンを再開してもらい、需要を喚起してもらいたいものだ。
結局、GoToトラベルと感染拡大に因果関係は認められておらず、単なる言いがかりと言えるので、一刻も早く観光業界を復興させないといけない。
風評被害を一掃するには、キャンペーンを再開するのが最も有効なので、ぜひとも今月中の再開を期待したいと思う。
もういい加減、無意味なことはやめないと、本当に経済がだめになってしまい、日本の観光業界が壊滅してしまう。
観光業界は、日本が有する国際的な強みなので、ここを潰してしまっては、日本経済の発展はない。
さあ、この春は、みなで旅をしようではないか!