塩野義製薬の株価が、堅調です。
国産コロナワクチンや治療薬の開発が期待されており、8月4日の安値から2割強の上昇です。
私も、チェックリストには入れており、この開発に期待している一人ですので、応援したいと思っています。
この塩野義製薬が開発しているワクチンは、インフルエンザワクチンと同じタイプの従来型なので、短期も含め中長期的な副反応リスクが実証されており、安心感があります。
ファイザーやモデルナは、mRNAといった人類史上初のワクチンであり、安全性の確立していないので、躊躇するのも当然かと思います。
そんな中、モデルワクチンに異物が混入されていたという、衝撃的なニュースが飛び込んできました。
しかも、接種した30代の方2名が死亡したという非常にショッキングな出来事も起こってしまいました。
しかし、このようなことが発生しても、国に言わせると安全で問題ないそうです。
異物がどんなものか判明しておらず、どのような過程で混入したかも不明な状態な中、何を持って安全と言えるのか全く理解できません。
恐らくは、ワクチン接種後に死亡者が出ても、全て、因果関係不明で処理してしまいますので、何も問題ないということなのでしょう。
このような考えは、別に反ワクチンの発想ではなく、客観的かつ冷静に考慮すれば、当然に考えつくものだと思うのですが、どうも世間一般的な考えではないようです。
世論としては、30代といえど、死ぬ人は死ぬ。
1日に4,000人くらい死んでおり、基礎疾患がなくても一定程度は死ぬので、ことさら問題にするレベルではないと。
また、このようなことを取り上げること自体が悪意がある。
ワクチンに問題があるように見えてしまい、ミスリードしかねないと。
これ、正気ですかね。
ワクチンに異物が入っていたのですよ。
通常、商品に異物が混入されたとなると、何であれ全商品を回収します。
そして、徹底的に原因が調査され、再発防止策が取られることになり、それまでは出荷停止となります。
それが、今回の場合は、原因も、内容も特定されていない状態にもかかわらず、安全宣言がされています。
しかも、体内に入れるという、最も安全性が担保されないといけないにも関わらずです。
明らかに、やってることがおかしいし、異常ですよね。
恐怖しか感じないのですが、そうは感じな人の方が多いのでしょうか。
ちょっと、頭が混乱しそうです。
これ、結局は、自己責任で処理されてしまうのですよね。
製造メーカーは免責だし、国は、因果関係不明として補償しないし。
何か問題が起きても、どこに相談すれば良いかもわからない。
なぜなら、責任の主体がどこにもないから。
おかしなことが起こっています。
こんな国に誰がしてしまったのでしょうか。
やはり、一刻も早く、塩野義ワクチンの開発が待たれます。
そして、何より治療薬ですね。
塩野義さん、頑張ってください!