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本当の働き方改革って何??

投稿日:2020年5月15日 更新日:

昨年4月30日のブログをコピーしてみました。

平成最後の日となった。
今思うと、高校、大学、社会人とあっという間に過ぎ去った感がある。

令和はどんな時代になるのだろうか。
戦争のない平和な時代であってほしい。
そして、穏やかに過ごせる日々であってほしい。

企業においては、働き方改革が加速するであろうか。
在宅勤務、フレックス、残業削減等、平成最後に多くの施策が実行されてきた。
そして今年は、大企業において有給5日以上が義務化された。

しかし、最も大きな働き方の課題は何かと考えると、やはり、異動(転勤)問題ではないだろうか。
社員の意思に関係なく、異動を命じられ、拒否すれば退職を余議なくされる理不尽な制度。

確かに、雇用契約に記載されていると言われればそれまでだが、暮らす場所を一方的に変えさせられる理不尽なもので、人権侵害に当たるのではないかとも思う。

雇用する側もされる側も平等であるはずであるが、この点においては不平等極まりない。
これが飼いならされる弊害、社畜といわれる所以であろう。

しかも、単身赴任ともなればなおさら深刻な問題だ。
会社の一方的な命令で、家族が離れ離れになるのである。
もうここまでくるとですよね。

でも、まれに、単身赴任ウェルカムの人もいる。
子育てがめんどい、自分の時間が欲しい、自由になりたい等、理由は様々。
こういう人もいるから議論が深まらない。

価値観の違いだから、もちろん非難するつもりはない。
が、自分を含め家族と一緒にいたい人にとっては、これは苦痛以外の何物でもない。
耐えがたい日々、まさに地獄である。

子供と一緒に暮らせる日は限られている。
日々成長する我が子の姿を見られないなんて…。

この生活を奪われるんですよ。
異動命令で。

この制度を無くさずして、何が働き方改革だと思ってしまう。
これが嫌なら辞めるしかない社会。
令和の時代は、こんな理不尽なことが起こらない時代になってほしい。

それには、現役の我々が声高らかに「NO」をつきつけなくてはならない。
例えそれが無駄死にになろうとも、尊厳を守るために。

それが道ではないか。
危ぶむなかれ、いけば分かるさ(笑)

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