本日のマーケットは、昨日までの総悲観ムードが一変し、日経平均、マザーズともに大幅高となりました。
もう一押し、二押しはあるかと思っていましたが、割と早い回復でした。
昨日も記しましたが、「噂で買って、事実で売る」の格言通りとすると、緊急事態がどうやら発令される見込みとなりましたので、これで一旦は底打ちということになるのかもしれません。
しかしながら、もう一方の中国問題は、まだまだ長引きそうですので、こちらを軸とした売り圧力は、まだ当分は尾を引きそうです。
なので、まだ楽観視することは危険ではあるものの、まずは、今日反発してくれたことは、僥倖と言えるでしょう。
それにしても、三度目の緊急事態宣言は、どれほど効果があるのでしょうか。
なんでも、飲食店で、酒類の提供を禁止するという馬鹿げたことを考えているようですので、先が思いやられます。
そして、切り札は、見回り隊による監視活動だとすると、もう茶番劇です。
飲食店が元凶だというならば、もっとやるべきことがあるでしょう。
アクリル板設置の義務化、間隔がとれる席の配置規定、マスク飲食の義務化、換気設備の義務化、最大人数の制限(4人以内)、違反したところは罰金など、これらを徹底することで、効果は確実に出るかと思います。
なぜ、こういった実務的な視点で、対策ができないのでしょうか。
いくら、時短で営業時間を短くしたところで、上記の対策ができていないなら、全く意味がないものとなってしまいます。
本当に、馬鹿なんでしょうか??
そして、これは全てに言えることですので、これらの対策をしていれば、旅行だって可能です。
Go To トラベルキャンペーンも、大いにやれば良いと思いますし、むしろ経済のためにもやるべきでしょう。
なんとなく、危険そうだからという感覚的な理由で、物事を決めてしまってはいけません。
こんなことは、民間では、考えられないことです。
政治・経済といわれますが、経済を回すには、まずは政治が重要だということが、この一連の流れからも、よくわかりますよね。
まともな政治家、増えてくれないものでしょうか…。