ウクライナ情勢が混沌としていますが、ロシアの侵略も停滞しているようです。
ロシアの勝ち目は電撃戦なので、停滞してくるとどんどん形勢が変化してきそうです。
兵力で圧倒しているものの、兵站が伸びきっていますので、長期間の維持は困難になってきます。
同時に、国内外の世論が、反戦、半プーチンに傾いていきますので、政権瓦解という事態も起こり得ます。
西側諸国としては、軍事介入はできないまでも、武器供与を継続することで、戦局に影響を与えることができます。
今まで、武器供与に消極的で、ヘルメットしか供与していなかったドイツも、ついに武器供与に踏み切りましたので、潮目が変わってくるかもしれません。
今回のプーチンの暴挙を許せば、今後も際限無く仕掛けてくるでしょう。
現に、アイヌ民族は、ロシア民族だと主張していることから、同様の手段で北海道が侵略される可能性だってあるわけです。
そんなこと起こるわけがない、と言われるかもしれませんが、そんなことが、現にウクライナで起こっているのです。
この現実から目を背けていては、ほんとに国が危うくなります。
憲法9条があるから守られている、というのは神話に過ぎません。
さて、今週の日本市場はどうなるでしょうか。
先物を見る限りでは、上昇しそうな勢いですが、SWIFTがどう影響するかですね。
インフレ懸念から、再びリスクオフになってしまうのか。
あまり影響がないとして、リスクオン継続となるのか。
いずれにしろ、個人的には、投資戦略の変更は今のところ考えていません。
安いところは、地道に買っていくだけです。
あとは、もし利が乗ってきたときにどうするかですね。
当初の目標価格まで粘るのか、不透明感が続く懸念から、早めに利確するのか。
これは、今後の情勢を見極めながら、随時決めていくしかなさそうです。
とにかく今は、ウクライナのために、祈るしかありません。
個人としては、祈ることしかできませんが、楽天の三木谷さんは、10億円寄付するそうですね。
彼のことは、あまり好感が持てないことが多いのですが、いち早くこのような行動に出られたことは、素晴らしいと思います。
経済界の重鎮方は、どう行動していくのでしょうか。
そちらの方も、注視していきたいと思います。