緊急事態宣言が、やっと解除される見込みとなったようだ。
一部では、感染が拡大すると騒いでいる人もいるようだが、流石に、もうこのあたりが限界だろう。
緊急事態宣言も、一定の効果はあったかと思うが、一定程度下がった今となっては、効果は期待できない。
継続しても、解除しても、それほど差がないとなれば、解除する以外ない。
春の到来とともに、徐々に活動の範囲を増やしていけば、実体経済もムードも上がっていくはずなので、ここからはモードを変えていくべきだと思う。
もちろん、感染対策をしっかりとした前提であることは、言うまでもない。
さて、この緊急事態宣言解除の報を受け、本日のマーケットは、旅行関連が堅調な動くを見せた。
《上昇銘柄》 《下落銘柄》 |
既に株価に織り込んでいたもの等があり、上昇率は様々だが、総じて、この宣言解除はポジティブなものになっている。
しかし、その中でも、下げている銘柄もある。
こうした好環境の中で、下げる銘柄には、注意が必要だ。
よほど、それまでに株価が上昇していたなどの要因がないのに関わらず、下げている場合は、何か大きな課題を抱えていることもある。
決して、出遅れ銘柄だと盲目的に判断することは、やめておいた方が良いだろう。
まあ、中には、本当にただ出遅れていただけで、反騰する銘柄もあるので、断定はできないが…。
そんな中で、保有株のエアトリは、順調に上昇してくれており、一安心だ。
ここから更に一段高と踏み上げて欲しいのだが、そうは簡単にはいかないだろう。
徐々に上げてくれれば、万々歳だ。
転勤回避権?
さて、本日の新聞で、転勤回避権なるものが、報道されていた。
三菱ケミカルは、管理職約5000人を対象に、最長6年間は転勤を回避できる制度を導入するとのことだ。
個人的には、非人道的な転勤そのものを無くして欲しいと思っているのだが、なかなか一足飛びには行かないものなので、このような制度を導入するということは、画期的なこととして大いに評価したい。
このコロナ禍で、働き方が大きく変わり、働く人々の感性も劇的に変化したので、このような制度を取り入れる企業は、今後増えていくことだろう。
問題は、ここに全く手をつけず、旧態依然とした考えで経営する企業が、まだまだ多いことだ。
そうした企業は、いまだに、在宅勤務を悪だと捉えているので、タチが悪い。
テレワークにすら対応できないのに、何がDXだと言いたくなるが、これが、日本のオールドカンパニーの実態ではないだろうか。
投資先を検討する際は、社会の変化に適応しているかどうかも、判断基準となってくるので、このようなニュースには、常に敏感でいたいと思う。