大学入学共通テストが始まった。
長らく続いたセンター試験が幕を閉じ、新たなテスト方式となったが、コロナ禍で学校の授業のあり方も変化する中、受験生は準備も大変だったと思う。
教育面も含めて様々なものに影響を及ぼすこのコロナには、恨み辛みが果てしなく、その発生源である中国がのうのうとして反省の色が全くないことに怒りを覚えるのだが、何をどう思おうと、この現実は変えようもないので、何とかこの現状に対処していくより術がない。
幸いにも、昨日今日と天候は良さそうなので、これだけでも受験生には救いとなろうか。
この変更となった共通テスト、今回初めてとあって、傾向と対策ができなく不安が大きかったと思うが、英語も出題傾向も大きく変わったようだ。
読解問題が多く出題されており、従来の文法や発音・アクセントなどの暗記対策では、歯が立たなかったのではないだろうか。
また、リスニング問題も大問数が二つ増え、内容もイラストやグラフの情報を重ね合わせた判断が必要になるなど、まさに総合的な学力が問われる内容になっていた。
時代が変われば、試験の内容が変わるのは当たり前かもしれないが、私が受験した30年前とは、完全に様変わりしている。
学校の授業内容も変化していると思うが、私達に当時の学習方法では、全く太刀打ちできないものとなっていた。
文法の暗記中心の当時の学習法では、英会話レベルが上がらないのは周知の事実であったので、これが実践的な内容になったのは評価するべきところだろう。
中学・高校と6年間も英語の勉強をしても、英語を喋れないし聞き取れないでは、何のために勉強してきたのか分からない。
英語の学習方法のトレンド
このように、より実践的な学習方法が必要になる、やはり会話する機会を増やすのが効果的だと考えられる。
そのためには、学校での授業だけではおのずと限界があるので、外部でそれを補う必要が出て来る。
今までの英会話の王道といえば、ECCやNOVAなどの英会話スクールに通うことであり、私も高校の時は、ECCに通っていた。
しかし、これらのスクールは、多くが複数人の教室方式なので、一人当たりの発言機会はどうしても少なくなる。
当然マンツーマン方式もあるが、そこは費用と比例してしまうので、まとまったお金が必要となる。
そこで、このような課題は解決するために普及して来たのが、オンライン英会話だ。
ネット環境が整備されるにつれ、こちらの方式へのシフトが進んだわけだが、次の問題は講師の確保であった。
そこで、最近台頭してきたのが、海外の講師の活用であり、更に、人件費の比較的安いフィリピン人講師が増えてきている。
フィリピンは、英語ネイティブであり、しかもネットを活用すればフィリピン在住者とネットワークできる。
そして、このビジネスモデルで躍進しているのが、『レアジョブ』(6096)だ。
このレアジョブは、投資先としても当然に有望で、私自身も、昨年は2回ほどトレードしている。
コロナ禍ということも追い風となり、業績は絶好調だ。
ただ、ボラティリティが高いので、出入りのタイミングが難しい。
一方で、ボラティリティが高いというのは、大きく儲けるチャンスがあるということでもあるので、投資家としては、むしろこのようなボラティリティが高い銘柄を狙っていきたいところだ。
そこで、現在の株価を見てみると、ダブルボトムを形成後、上昇ムードが漂っている。
移動平均線をみると、5日線は、25日線と75日線を既に大きく突き抜け、現在は25日線が75日線をゴールデンクロスする最終局面に差し掛かっている。
このまま行くと、3,000円台が見えてくると思うが、どうだろうか。
それを見極めるためにも、一度、肝心のサービス内容をチェックしてみる必要があるかもしれない。
自らの拙い英語力を強化するためにも、トライしてみようか!