本日のマーケットは、日経平均株価が160円高となり、29,500円を回復するなど、概ね堅調に推移しましたが、相変わらずマザーズは弱い動きが継続してしまっています。
今日で5日続落と、なかなか底が見えない状態に陥っており、今は耐え忍ぶしかないのでしょうかね。
ここのところの下落の一因となっていた、AI Insideは、3日連続のストップ安の泥沼の状態からなんとか抜け出し、10%高となりました。
こうなると、何がダメなのかよく分からないので、決算発表が一巡するまでは、こんな状態が続くとみた方が良いのかもしれません。
今週も、また、死んだフリ作戦、継続といったところでしょうか。
まあ、一年のうちに、こういうことも何度かはあるのでしょう。
ワクチン差別が始まる予感
さて、コロナウイルスの相場への影響は限定的といえど、実体経済への影響は大きなものがあります。
そのような中、ワクチン接種への期待が高まっていますが、これを接種するかどうかをめぐっては、大きな社会問題に発展する懸念があるように思います。
原則、接種するかどうかは、任意ですので、打ちたくない人は打たなくて良いのですが、世の中の風潮として、打つのが当然でしょという、同調圧力が高まることは容易に予想されます。
恐らくは、打たない人が少数派になると思われますので、打たない人への差別が発生するということになります。
感染者数が、世界的にみて少ない日本において、中期的な副反応リスクを否定できないワクチンを接種することが、合理的かどうかという議論がなされる可能性は低く、感情的に打つべしという主張が、一方的に罷り通りそうであることに、憂慮しています。
感情論に対しては、論理的な議論は、無力となってしまうのです。
この原因の一旦は、TVなどのマスメディアにあります。
TVショーを見てみますと、毎回同じ人が、同じようなことを喋っています。
このコロナ禍で、暇な人もいるのだなあと思ってしまいますが、同じ人の主張なので、一方的な偏った報道しか行われないということになります。
SNSなどでは、ワクチンの危険性を論じている専門家もいるのですが、このような主張が取り上げられることはないわけです。
こうなると、TVの情報を盲信している多くの国民は、ワクチン打つべしということになり、打たない人はけしからんということになってしまうのです。
私自身は、専門家ではありませんので、何が正しいのかの判断は出来ないのですが、素人なりにも分かることは、中長期的な副反応のリスクは否定できないということです。
そうなりますと、観戦後の死亡率が比較的高い高齢者には、ある程度有効かと思いますが、死亡者がほとんどいない若い人にとっては、疑問符が付くということになりますよね。
ましてや、死亡者が皆無である、未来ある子供たちには、リスクしかないということになります。
私を含めた40代後半の人たちは、なんとも微妙な立ち位置だとは思いますので、判断に迷うところではありますが、この子供たちをどうするかという点は、議論があって然るべきだと強く思います。
不妊症などの症状が後から出てしまっては、悔やんでも悔やみきれないでしょう。
まだ、接種までは時間がありますので、ここのところをしっかりと、議論してもらいたいですし、私自身も家族とは話し込んでいきたいと思います。