いよいよ緊急事態宣言が発令され、色々と不便なことが多くなる。
一刻も早い終息を願うものの、今回の飲食店を狙い撃ちにした対策で、どれほどの効果があるかは不明だ。
感染者が増加していることは確かだが、なんか今回の緊急宣言要請は、とってつけたような感じがしてならない。
そもそも、ついこの間まで、GoToトラベルが原因だと騒ぎたて、これを休止に追い込んだものの、これに因果関係がないことが明らかにされるや否や、今度は矛先を緊急事態宣言に切り替え、政府を批判しているばかりに見える。
これで、効果が現れなければどうするのだろうか。
そして、これにより、損害を被った人たちに、どう詫びるのだろうか。
このようなことをする前に、まずはやるべきことがあるはずだ。
中国を含む外国からの入国者を、完全に止めることが先なのではないだろうか。
政府は、外国からの入国を封鎖したとアピールしているが、ビジネス往来は止めていないのだ。
現に、5月以降の入国者の状況を見てみると、毎月、外国籍者の感染者数が、日本国籍者よりも多くなっている。
【空港検疫での感染者の国籍内訳】
月 | 日本国籍 | 外国籍 | 合計 |
3月 | 60人 | 6人 | 66人 |
4月 | 68人 | 12人 | 80人 |
5月 | 19人 | 26人 | 45人 |
6月 | 31人 | 93人 | 124人 |
7月 | 58人 | 219人 | 277人 |
8月 | 77人 | 120人 | 197人 |
9月 | 69人 | 104人 | 173人 |
10月 | 75人 | 142人 | 217人 |
11月 | 128人 | 225人 | 353人 |
12月 | 169人 | 190人 | 359人 |
(厚生労働省HPから)
まずは、ここの封鎖でしょうよ。
変異種も発生しているので、完全に鎖国をして、水際対策をしなければならないはずだ。
なぜ、メディアや野党は、ここを指摘しないのだろうか。
何か思惑があるからだと思わざるを得ない。
よって、ここを無視したいかなる指摘も、茶番劇にしか映らない。
なんだか、おかしな国に成り果ててしまったかと思うと、情けなくなる。
マーケットは爆上げ
このように緊急事態宣言が発令される中、マーケットは、そんなのどこ吹く風で、日経平均株価は、400円を超える上昇となった。
まあ、織り込み済みということなのであり、昨年来よく見た風景なので驚きはしないのだが、未だに違和感があることは確かだ。
それでも、上昇するに越したことはないので、喜ばしいことなのだが、問題は、保有株がどうなったかということになる。
これだけ上がったのだから、さぞ持株も爆益だと思いチェックしてみると、なんと、まさかの下落を喰らっていた。
マザーズが若干反落していたので、もしやとは思っていたのだが、20万円超も損失となっているとは思いもよらなかった。
これで、年始からの連勝は、三日天下となってしまった。
まあでも、日経が上げる時は、こんなものだろう。
明日は上がる、はずだ。