本日は、決算勝負第3弾。
最終戦となる今回は、最大の5銘柄。
結果を言うと、成果の大小はあるものの、全勝と言える。
短期的に、株価がどう反応するかは分からないが、業績は悪くないので、まずは一安心と言える。
オプティム(3694)
21年3月期第3四半期累計(4-12月)の連結経常利益は、前年同期比20倍の10.2億円に急拡大。
また、通期の同利益を、従来予想の12億円→21.5億円(前期は2.5億円)に77.8%上方修正。
増益率が4.7倍→8.3倍に拡大し、従来の4期ぶりの過去最高益予想をさらに上乗せ。
申し分ない決算で、PTSも5%超上昇しており、月曜日は上昇間違いないだろう。
しばらく含み損の状態が続いていたが、これでやっと脱却できるか。
Chatwork(4448)
20年12月期の経常利益(非連結)は、前期比5.2倍の3億2400万円に急拡大。
従来予想の2億9100万円を上回って着地し、2期連続で過去最高益を更新。
5期連続増収、4期連続増益。
残念ながら、第4四半期は赤字となったが、通期では、従来予想を上回ってきたので、及第点といえよう。
現在のPTSは、4%上昇しており、こちらも問題ないだろうか。
ただ、21年12月期の業績見通しについてを非開示としたことが、やや気掛かりとなる。
売上については、30%以上の伸長を目指すとしているが、利益については言及がなかった。
まあ、冷静に考えれば、変化の激しいこの時代、1年後の業績など分かるはずもないのだが、それでも上場している以上は、算出しないといけないだろう。
こちらは、出来るだけ早いタイミングでの開示を期待したい。
Kaizen Platform(4170)
20年12月期の連結経常損益は、3600万円の黒字(前の期は1億5000万円の赤字)に浮上。
従来予想の2100万円の赤字を上回り、赤字予想から一転して黒字で着地。
21年12月期の同利益は、前期比4.4倍の1億6000万円に急拡大を見込み、2期連続で過去最高益を更新する見通し。
期待通り、黒字化を達成してくれた。
また、今期予想も申し分のない数字なので、決算前に布陣を完了しておいて、良かったと言える。
PTSは、13%を超える上昇を見せており、株価面では、一番期待の持てる銘柄となっt。
プレイド(4165)
21年9月期第1四半期(10-12月)の経常損益(非連結)は1.6億円の赤字。
最終損益は、2.32億円の赤字となったが、うち70百万円は、投資有価証券の評価損となる。
こちらは、可もなく不可もなくといったところだが、まあ順調といえば順調なので、巡航速度で上昇していってもらいたいと思う。
PTSは、3%の上昇となっている。
オークファン(3674)
21年9月期第1四半期(10-12月)の連結経常利益は、前年同期比20倍の12.1億円に急拡大。
通期計画の12.5億円に対する進捗率は97.2%に達し、5年平均の34.3%も上回った。
3ヶ月で通期計画に達してしまうほどの、超絶決算なのだが、なぜ上方修正しないのだろうか。
このあたりが、どう評価されるのかが、気に掛かる。
PTSは、一時は15%超の上昇となったが、現在は2%高まで戻してしまっている。
やはり、皆、戸惑っていると思われる。
これは悩ましい決断になりそうだ。
このように、なんとか最終戦は、勝利することができたようだ。
株価にどう反映されるかは、月曜日の市場が始まるまでは分からないが、ファンダメンタルは好調なのを確認できたので、これは自信の裏付けとなるだろう。
期待して、その時を待ちたい!
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