本日のマーケットは、大きく反発してくれましたね。
節目となる27,500円近辺まで戻してくれましたので、まずは、ほっと一息でしょうか。
ここのところ、上げても僅かで、下げる時はドカンと下げるという、絶望的な展開が続いていましたので、久々の大幅反発となり、これで少しは流れが変わってくれないかと願うばかりです。
もちろん、まだ油断はできず、明日以降にまたドカン下げの可能性も低くない状況ではあるのですが、まあ、1日1日積み重ねていくしかありませんね。
本日も、不安要素はあったわけです。
横浜市長選で、与党が惨敗し、立憲民主党が推す山中氏が当選しましたので、政局不安リスクから大きく売られる展開も予想されました。
いや、むしろ、その可能性が高いと考えていたのですが、そうはならず、逆に大幅反発したということは、この結果は織り込まれていたということでしょうか。
全く期待されていない菅政権、これはこれで問題です。
今回の選挙は、保守が乱立してしまいましたので、保守票が割れたということも敗因としてあるにはあります。
しかしながら、ここは、菅さんのお膝元です。
通常であれば、流石に、お膝元でこの惨敗はないでしょう。
しかも、候補者は、菅さんの思い入れが強い人ですからね。
これで、負けたということは、完全に、菅さん自体がノーを突きつけられた形です。
自民党としては、次の衆院選で、菅さんを旗頭として掲げることは、難しくなったわけです。
ということで、残念ながら、菅政権は、短命に終わることとなりましたね。
平時であれば、有能であった可能性もあったと思いますが、コロナといういわば戦時下においては、不適任であったということでしょう。
問題は、代わりに誰が首相になるかということです。
人気があると言われる河野太郎は論外ですし、岸田さんもインパクトに欠けます。
個人的には、高市さんに期待したいところですが、なかなか一足飛びには行かないでしょうね。
ただ、小泉純ちゃんの時のように、サプライズもないわけではないと思っていますので、一縷の望みを持ち続けていきます!