本日の日本市場は、日経平均上げのマザーズ下げの展開。
GW前の週末でしたので、後場に売り込まれると考えていたのですが、逆に変われる展開となりました。
この理由としましては、日銀が緩和維持を決めたということです。
結果、株が上がり、円安が加速化されました。
ついに、ドル円は、130円を突破しました。
今週中には突破すると思っていたので、全然驚きはないのですが、どこまで下がるんでしょうかね。
21時現在では、130.77円ですので、勢いは全く衰えていません。
次の節目は135円、これも簡単に突破されそうです。
当然に、円安は、輸出企業にとってはプラスに働きますので、株価は上がっていくかもしれません。
一方で、自動車業界を中心に、減産が続きそうですので、プラスマイナスそれぞれで、相殺されてしまうかもしれません。
この減産も、様々な理由がありますが、一つは半導体や樹脂不足があります。
作りたいけどモノがないという状況ですが、これがいつ解消されるのかが分かりません。
また、中国が、ゼロコロナ政策で、ロックダウンしています。
このロックダウンも長期化しそうな感じになってきていますので、中国からモノが入ってこなくなるという懸念も強まっています。
これもまた、リスク要因となりますよね。
そして、このような環境下、今期の決算予想を、どう組み立ててくるのかに注目が集まります。
リスク要因を織り込むと、間違いなく減益予想となりますので、そのような企業が増えてしまうと、相場もかなり冷え込むことになってしまうことでしょう。
どうも、このような展開になりそうな気がしてなりません。
結局、セルインメイかよと、ボヤいている自分の姿が目に浮かびます。