今日の日本株は、本当によく耐えた。
ダウがあれだけ暴落したので、流石に、今日は大幅な下げを覚悟していた。
日経平均株価は、一時700円弱下げ、昨日の下げと合わせると1,300円の下落となったのだが、終わってみれば167円安、率にすると0.75%、全然軽傷で済んだ。
押し目を狙っていた人は、どう動いただろうか。
あまりの急回復に、動けなかった人も多かったと思う。
日銀バズーカが炸裂したのおかげかもしれないが、昨日も書いたように、やはり、今の相場は勢いがあると思わざるを得ない。
エネルギーがまだ有り余っているのだ。
まだ、しばらくは、バブルが続くのではないかと思っている。
ダウは厳しい展開か
昨日暴落したダウは、しばらく、しんどいかもしれない。
アメリカは、コロナウイルス感染者が、200万人超と世界で断トツ多い。
そして、今でも、一日、2万人前後が現在進行形で感染している。
ピーク時からは、ジワジワと減少傾向にはあるものの、経済再開を優先しているため、封じ込めには程遠い状況だ。
そこへきての、デモ騒ぎだ。
もはや、密だどうのといっているレベルではない。
また、感染爆発が起こり、逆戻りする可能性が高いというのは、誰が見ても明らかだ。
そして、このデモは、欧米諸国に広がっている。
そうなると、アメリカだけでなく、また世界中で、感染が拡大することになり、それに伴い経済回復の期待が消滅すると、市場はまた暴落するかもしれない。
これが、今、一番注視しなければならないリスクでだ。
日本は民度が高い?
麻生さんの民度発言が物議を醸したが、日本は、デモは起こっていないし、今後も恐らく起こらないであろう。
そして、幸いにして、日本は、コロナを抑え込んでいる。
そうなると、日本市場は、他国に比べてリスクが低く見られることになり、買われやすくなる。
しばらくは、このような展開が予想される。
しかし、欧米の感染状況があまりひどくなりすぎると、流石に日本も影響を被ることになる。
ここの見極めが難しいが、今現在は、まだ大丈夫なのではないかと考えている。
アフターコロナで伸びる銘柄
そんな中、投資する銘柄は、選別していきたい。
ポイントは、やはりアフターコロナで伸びそうな会社、ということになるであろう。
経済環境は、人々の行動変容とともに、ガラッと変わると思うので、主役となる銘柄も一変すると予想される。
例えば、Edulab(エデュラボ)。
ここは、次世代教育向けにeラーニングやテストの運営をしているのだが、オンライン教育というキーワードがバッチリはまる。
株価も、4月6日に2,531円の安値をつけた後、本日は6,040円と2倍以上上昇している。
いやいや、そこまで上がったら、もう上がらないんじゃないと思われるかもしれない。
確かに、一旦調整することも考えられなくもないが、むしろこれからが本格的な上昇局面に入ると思っている。
昨年6月に付けた高値7,490円を、捉えることが出来れば、一気に突き抜けるのではないか。
このような、勢いのある銘柄を見分ける方法がある。
それは、相場が暴落した時にどう動くかだ。
全体相場が暴落すれば、ほとんどの銘柄は、つられて同じように暴落する。
しかし、勢いのある銘柄は、簡単に崩れない。
下げ渋ったり、逆行高を演じることもある。
なので、暴落時は、これからの主役銘柄を見極めるチャンスなので、しっかりと分析していきたい。
ちなみに、このEdulabも、今日のような日でも、上昇している。
しかも、6.15%高という強さを見せている。
引き続き、期待して見ていきたい。