素晴らしいニュースが、飛び込んできた。
大手菓子メーカーのカルビーが、来月からテレワークを無期限で延長し、単身赴任もなくすことにしたとのこと。
これは、歴史上に残る大英断ではないだろうか。
新型コロナウイルスの感染拡大をきっかけに、従業員の働き方を抜本的に見直すようだが、是非とも、他企業もカルビーを見習ってもらいたいものだ。
原則テレワーク化
カルビーは、テレワークを原則とすることで、通勤の定期代の支給を停止し、オフィスに出社する時は、日数に応じて交通費を実費で支給するようだ。
この通勤費にメスを入れるのは、実用的でよいと思う。
従業員も、出社する誘因がなにもなくなり、むしろ出社することがハードルになるので、在宅の徹底化に有効だ。
会社側も、通勤費の削減となるので、WIN-WINだ。
さらに、自宅などで仕事する環境の整備に必要な費用の一部を補助する「モバイルワーク手当」を新設し、一時金を支給するとしている。
まさに、従業員に優しい企業だ。
単身赴任は前近代的な人権侵害
また、業務に支障がないと会社が判断した場合には、単身赴任をやめて家族と同居できるようにした。
この決断には、かなり強烈な衝撃を受けた。
以前から、単身赴任ほど、人を馬鹿にした仕打ちはないと思っていた。
なぜ、大切な家族と離れ離れで、暮らさないといけないのか。
人権侵害も甚だしい蛮行だ。
そんな制度を、受け入れざるを得ないサラリーマンって、一体何なんだろうと考えてきた。
異動辞令を拒めば、会社を辞めるしかないとなると、もはや選択の余地はない。
会社の言い分としては、仕事の幅が広がるとか、新しい視点でものをみられるようになるといった、人材育成を上げるのだろうが、こんなのイジメ以外の何物でもない。
もちろん、異動OKという人もいるので、そういった人はどんどん動けばいい。
しかし、動くのが嫌な人を、強制的に動かすのは、横暴であろう。
今回のカルビーの決断は、そんな日本の悪しき習慣を打ち破る、大英断なのだ。
もうもう、大ファンになってしまった。
これからは、お菓子はカルビー。
株も買うことにしよう。
いちファンとして、応援していきたいと思う。
[…] カルビーの大英断【単身赴任は人権侵害】 […]