株が、一本調子で上がってきている。
実体経済は、相当傷んでいるのだが、株の世界は、全くおかまいなしだ。
一時は、コロナウイルスの影響で、真っ逆さまに急降下していったのだが、日経平均株価は、3月19日に16,358円の安値をつけた後は、まるでコロナなどなかったかのように上昇し、本日23,178円で引けた。
今年の高値は、1月17日の24,115円なので、あとわずか4%で、年初来高値を更新するレベルだ。
今までの傾向だと、一度暴落すると、必ず二番底があったのだが、今回それがない。
二番底予測派は、この上昇バブル相場に、うまく乗れていいない人も多いのではないだろうか。
私も、二番底を予測して、VIX指数やダブルインバースを買っていたのだが、全く当てが外れてしまった。
幸いにして、このブログにも書いたように、しばらく前に切ったので致命傷にはならなかったが、今でも引っ張っている人や、思い切ってレバレッジをかけた人は、相当痛手を負っているに違いない。
どこで見極めるかは実際難しいが、相場に逆らってはいけないという教訓であろう。
いくら、こんな相場はおかしいと反発してもダメであり、相場は常に正しいのだ。
逆張りの限界
さて、ここから仕切り直しだ。
昨日、銘柄研究で、Chatworkを取り上げたが、アフターコロナでは、主要産業の変化が起こると考えているので、新常態で、主役に躍り出るであろう企業に投資していきたい。
昨日のブログはこちら ↓
https://eikaworld.com/chatwork/
何に投資するにも、肝心なのは、買うタイミングだ。
今までの投資スタイルは、完全に、逆張りだった。
安くなったところを買って、上がるのを待つタイプだ。
しかし、3月の大暴落で、割安の定義が出来なくなってしまった。
過去の傾向から、凡その下値は予測できていたのが、あまりにも一気に下がり、毎日新安値が更新される展開だと、もはや経験則は通用しない。
結果的に、買うタイミングが分からず、上昇相場をただ指をくわえて見ているだけということになってしまった。
順張り作戦開始
そこで、今回は、順張りにトライしてみようと考えており、実際に実行し始めた。
考えてみれば、あの伝説の投資家ジェシー・リバモアも順張り派、「私は株で200万ドル儲けた」の著者ニコラス・ダーバスしかり、また、「CAN-SLIM(キャンスリム)」投資法のウイリアム・オニールもそうだ。
順張り投資は、基本的に上昇相場に乗るということだが、節目となる高値を超えてくると、流石にもう上がらず失速するのではないかと感じてしまう。
つまり、割高と感じるのだ。
順張り=割高、逆張り=割安、という思考回路だ。
しかし、割安と感じられる安い株は、さらに安くなることが多く、また、割高と感じる高い株は、さらに高くなることも多い。
上昇している株には、何らかの上がる理由があり、上がるべくして上がっているのであって、安い株も同様の理屈だ。
こう考えると、今後成長が予想される株が、勢いよく上がっているところを狙うのが、理に適っているということになる。
つまり重要なのは、銘柄研究と買うタイミングだ。
しばらくは、試行錯誤が続くと思うが、また後日、途中経過を記していきたいと思う。
たゆまぬ努力と、新しい投資方法のチャレンジ。
まさに株式投資の醍醐味であり、こんなに楽しいことはない。
では、また後日。